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2010年4月

2010年4月23日 (金)

チベット青海玉樹地震についての情報源

4月14日に起こった中国青海省玉樹チベット族自治州での地震について、
その後の被災地の様子や救援活動の経緯をフォローしている
日本語の情報源を以下にいくつか紹介します。(よく聞かれるので)

▼チベットNOW@ルンタ
インド・ダラムサラ在住の中原一博さんのブログ。
これを読んでいれば、ほとんどの情報はカバーできます。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/

▼中国青海省玉樹地区地震緊急援助西寧
現地で活動する「Yushu Earthquake Relief」の日本語ブログ。
医療を中心とする救援活動の様子が随時更新されています。
http://yushuquakeinfoj.blog2.fc2.com/
【2010/05/04追記】中国当局の撤収命令により活動を中断しているようです

▼Googleニュースを「チベット」で検索
日本のメディアの報道、日本語に訳された中国・欧米メディアの報道が一通り読めます。
http://news.google.co.jp/news?q=%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88&hl=ja&lr=&ie=UTF-8&inlang=ja&sa=N&tab=wn

2010年4月16日 (金)

東チベット・ジェクンドでM7.1の地震(中国青海省玉樹地震)

ご存知の通り、4月14日、チベット・カム地方のジェクンド(中国青海省玉樹チベット族自治州玉樹県)でM7.1の地震が起こった。中国の公式発表によると、3日目の16日時点の死者は700人を超えている。現地チベット人たちは、犠牲者はもっと多いと言っている。

Jegu1ジェクンド(玉樹)はチベット高原の東部のカム地方と呼ばれるエリアの中心地のひとつ。唐の時代から、いま中国と呼ばれている地域とチベットの都ラサを結ぶ交易ルートの中継地点として栄えてきた。今でこそ青藏鉄道が幅をきかせているが、古くはこちらがメインルートだ。街を見下ろす丘には当地最大の僧院ジェグ・ゴンパ(結古寺)がそびえる。

ところで今「ジェクンド」と書いているが、チベットの都ラサのチベット語では「キグド」とか「ケグド」なので、ダライ・ラマ法王系の公式の日本語文書ではそうなっている。「ジェクンド」は現地訛りであり、中国名の「結古」(ジェグ)もその音写。他に「ユーシュル」とも呼ぶ。どれも正しい。

Jegu4カム地方といえば、もともと中国人に対して物怖じしない大変元気のいいチベット人たちが多い。そのうえジェクンド周辺には大規模な僧院がかなりの密度で集まっており、信仰にも気合いが入っている。中国の都会から遠い奥まったところにあり、もっとも近い青海省の省都・西寧からでも800km以上。民間空港も最近できたばかりだ。

といったチベット色の濃いエリアであることから、チベットファンには人気が高い。私も含めて、現地にゆかりのある日本人は意外に多い。夏の競馬際なども有名で旅行会社のツアーも出ている。さらに、日本にも被災地周辺出身のチベット人は住んでいる。

http://blog.163.com/qhhlzx_007/blog/static/443803201031513017215/
被災地の写真は↑に比較的にまとまっている。公式報道ではなく、現地の写真家が撮影したものだ。意外に都会と思える建物も写っているが、人口2万人以上といえば、チベットでは大都市にあたる。震源が街から30kmと近かったことも、家屋倒壊の被害の多さにつながったのだろう。

チベットの他の地域と同様、この地でも遊牧民の定住化が進められてきた。昔ながらのテントに住んでいれば、粗末なつくりの建物の下敷きになって亡くなることはなかったのでは、という声もtwitter上で聞かれた。

そう、twitter。
CNN記者 @vausecnn
英デイリーテレグラフ記者 @MalcolmMoore
アルジャジーラ記者 @melissakchan
このあたりが地震翌日には現地入りしてtwitterでレポートを始めている。
報道管制とか色々言われていたわりには、CNNは15日昼には普通に動画を流していたし、デイリーテレグラフ記者は、温家宝の視察の場で「いま温家宝の隣り」とかツイートしていた。

また、玉樹地震のタグ「#qhdz」を追いかけていると、蒼井そら事件(詳細略。笑)もあったせいか、中国語のツイートが大量に流れており、日本のニュースへの反応も含めて本音ベースの情報が多くて意外に役に立つ。それをチベット人作家のウーセルさん @degewa が解説してくれて、さらに中国語に堪能な日本人が訳して回覧してくれるという、情報取得には申し分のない環境だ。

「セルタのラルン・ガル寺(四川省の色達喇栄五明佛学院)が救援隊を結成。僧侶1000人が向かう」といった情報もtwitterで流れ、現地に入ったチベット人からその活躍ぶりがやはりtwitterで報告されている。また「病院で言葉が通じない!カム語の通訳求む!」といった告知も流れていた。

Jegu7というふうに現地には行けないけれど(ちなみに私は今、肉離れ全治2週間療養中です^-^;。行かれる方は西寧あたりで高地順応を済ませてからお願いします)何か力になりたい、という方は、とりあえず募金でしょう。援助を申し出たら「人は要らないけど、金はほしい」と言う中国が相手なだけに相当警戒が必要ですが、もともと現地に密着した活動をしている米国のNGOを一つ紹介しておきます。

▼Tibetan Village Project
カトマンズ在住のばなな猫さんがブログに、
募金の仕方(クレジットカード)などをまとめてくれています。
http://banana-cat-cafe.blog.so-net.ne.jp/2010-04-16-1

他にもたくさんあるので、以下をご参照ください。
壊滅的な地震が東チベットを襲う−助けてください(Students for a Free Tibet日本)

あと、手軽という点で↓。Yahoo!ポイントでも募金可。
中国青海省地震救援金(Yahoo!Japan経由日本赤十字)

twitter連動。無料で!募金可。
中国青海省地震支援ツイッター募金(dff)

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