チベット支援『Songs for Tibet[the Art of Peace]』日本盤(with難波章浩)発売
「自由とチベットとダライ・ラマを支援する、音楽のメッセージ」。
もうご存知の方も多いと思うが、スティング、アラニス・モリセット、デイヴ・マシューズ、アンダーワールド他によるコンピレーションアルバム『ソングス・フォー・チベット[アート・オブ・ピース]』(『Songs for Tibet[the Art of Peace]』)の日本盤が、先週9/10リリースされた。
日本盤のみのボーナストラックとしてHi-Standard難波章浩による『My Heart Feels so Free』を収録。
このアルバムの洋盤(とは言わないか最近は)のほうは、北京五輪を前にした8/5、iTunes Storeで配信が始まった。トップアーティストたちが参加しているとあって注目度も高く、一部の選手が北京でダウンロードしたことに中国が敏感に反応。五輪閉幕までiTunes Storeへのアクセスを遮断していたようで、その必死さが報道されて、かえって宣伝になってしまった。
→「中国からiTunes Storeにアクセスできず--原因はチベット支援アルバムか」(CNET, 2008/08/25)
→「中国でのiTunes Storeのアクセスが復活--チベット支援曲はトップページから削除」(CNET, 2008/08/29)
内容のほうは、いたってピースフル。
コンピものということで、それほど興味もないミュージシャンの曲も当然入っていて、うっかり聞き流してしまいそうになるが、日本語のライナーノーツと歌詞の対訳を読むと、ああ、だからこのアルバムに入ってるんだ、と深く納得できる仕掛けだ。
曲目や参加アーティストの詳細については、レーベルTrafficのサイトをどうぞ。視聴もできる。
→Songs for Tibet(the Art of Peace)(by Traffic)
日本盤ボーナストラックの『My Heart Feels so Free』は、Hi-Standardの同名曲の難波章浩自身によるカバー。iTunesでのダウンロード数も好調らしい。Tibetan Freedom Concertに出ていたハイスタ時代とはかなり違うけど、このアルバムにはぴったりだ。
で、9/21に新宿タワレコでインストアライブがあるそうですよ。詳細は上記TrafficのサイトのNEWSにて!
こういう時にすぐ行動に移すミュージシャンって、とっても少ないんだなぁと、この度のことで実感。
iTinesではもちろん1曲単位で買える。ただし洋盤をアルバムまるごと(1800円)買うと、“Discussion with the Dalai Lama”ていう15分30秒のダライ・ラマ法王インタビューの動画がついてくる。英語だけど^-^;
↓はamazon.co.jpへのリンク
Songs for Tibet(the Art of Peace)(日本盤)
Songs for Tibet(the Art of Peace)(洋盤)
それとPV"Freedom is Expression"をyoutubeより(正規の動画です)↓
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