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2008年9月

2008年9月18日 (木)

【最新チベット事情】10/4(土)勉強会「チベットの民族と文化を訪ねて」(幸島司郎、渡辺一枝他)

以前10/4の「チベットの民族と文化を訪ねて」について、
ここでご案内しましたが、
出演者に変更がありましたので再掲します。

★クンサン・ハモさん→渡辺一枝さん(作家)

渡辺一枝さんは、8月下旬から9月にかけてチベットに滞在。
最もホットなチベット事情をお話しいただけるはずです。
ひきつづき、予約受付中です。

チベットの民族と文化を訪ねて
2008年10月4日(土)13:00〜16:00(開場12:20)
文京区民センター 3-A会議室(東京都文京区本郷4-15-14)

チベットの真実を注視し、学び、語り合おう
「チベットの民族と文化を訪ねて」

■日時:2008年10月4日(土)13:00〜16:00(開場12:20)
■場所:文京区民センター 3-A会議室
    交通 営団丸ノ内線・南北線 後楽園駅徒歩3分
    都営三田線・大江戸線春日駅徒歩1分
    JR総武線水道橋駅 徒歩13分
    http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1754
■資料代:¥500

■予約・申し込み
 当日参加も可能ですがメールによる予約を優先させていただきます。
 お名前、連絡先をご記入の上、メールでお申し込みください。
 定員になり次第締め切らせていただきます。
 e-mail:momoakken★yahoo.co.jp
 (★を@に換えて下さい↑)

(1)講座「チベット=ヒマラヤの自然と氷河」
講師:幸島司郎京都大学野生動物研究センター教授)
(こうしましろう) 1955年 名古屋市生まれ。1990-2008年 東京工業大学大学院生命理工学研究科准教授。2008年 現職。理学博士。専門は動物行動学、生態学、雪氷生物学。世界で最初に発見された氷河昆虫ヒョウガユスリカ(Diamesa kohshimai)には発見者のkoshimaの名がついています

(2)チベット報告「2008オリンピック直後のラサ」
報告:渡辺一枝(作家)
8月下旬から9月にかけてチベットで見聞したことの報告です。

(3)映像『1989─ラサとダラムサーラ─』
(TBS報道特集「ダライ・ラマ 亡命チベットの30年」から)

(4)検証と質疑「チベットはどうなっているのか?」
報告:長田幸康(ライター、I love Tibet! ホームページ 主宰)

●主催:チベットの歴史と文化学習会
●お問い合わせ:e-mail: momoakken★yahoo.co.jp
       (★を@に換えて下さい↑)

2008年9月17日 (水)

チベット支援『Songs for Tibet[the Art of Peace]』日本盤(with難波章浩)発売

「自由とチベットとダライ・ラマを支援する、音楽のメッセージ」。
もうご存知の方も多いと思うが、スティング、アラニス・モリセット、デイヴ・マシューズ、アンダーワールド他によるコンピレーションアルバム『ソングス・フォー・チベット[アート・オブ・ピース]』(『Songs for Tibet[the Art of Peace]』)の日本盤が、先週9/10リリースされた。
日本盤のみのボーナストラックとしてHi-Standard難波章浩による『My Heart Feels so Free』を収録。

Songsfortibet_coverこのアルバムの洋盤(とは言わないか最近は)のほうは、北京五輪を前にした8/5、iTunes Storeで配信が始まった。トップアーティストたちが参加しているとあって注目度も高く、一部の選手が北京でダウンロードしたことに中国が敏感に反応。五輪閉幕までiTunes Storeへのアクセスを遮断していたようで、その必死さが報道されて、かえって宣伝になってしまった。
「中国からiTunes Storeにアクセスできず--原因はチベット支援アルバムか」(CNET, 2008/08/25)
「中国でのiTunes Storeのアクセスが復活--チベット支援曲はトップページから削除」(CNET, 2008/08/29)

内容のほうは、いたってピースフル。
コンピものということで、それほど興味もないミュージシャンの曲も当然入っていて、うっかり聞き流してしまいそうになるが、日本語のライナーノーツと歌詞の対訳を読むと、ああ、だからこのアルバムに入ってるんだ、と深く納得できる仕掛けだ。
曲目や参加アーティストの詳細については、レーベルTrafficのサイトをどうぞ。視聴もできる。
Songs for Tibet(the Art of Peace)(by Traffic)

日本盤ボーナストラックの『My Heart Feels so Free』は、Hi-Standardの同名曲の難波章浩自身によるカバー。iTunesでのダウンロード数も好調らしい。Tibetan Freedom Concertに出ていたハイスタ時代とはかなり違うけど、このアルバムにはぴったりだ。
で、9/21に新宿タワレコでインストアライブがあるそうですよ。詳細は上記TrafficのサイトのNEWSにて!
こういう時にすぐ行動に移すミュージシャンって、とっても少ないんだなぁと、この度のことで実感。

iTinesではもちろん1曲単位で買える。ただし洋盤をアルバムまるごと(1800円)買うと、“Discussion with the Dalai Lama”ていう15分30秒のダライ・ラマ法王インタビューの動画がついてくる。英語だけど^-^;

↓はamazon.co.jpへのリンク
Songs for Tibet(the Art of Peace)(日本盤)
Songs for Tibet(the Art of Peace)(洋盤)

それとPV"Freedom is Expression"をyoutubeより(正規の動画です)↓

2008年9月 9日 (火)

【イベント】9/27(土)チベット高僧、祖国を語る@ほびっと村

イベントのご案内をいただきました。

チベット高僧、祖国を語る

9月27日(土)2:00~

語り手/ニチャン・リンポチェ師(お話は日本語です)
聞き手/梅野 泉
参加費/3000円
★要予約 TEL:03-3332-1187

中国支配以前の古き良きチベットを知る最後の世代、
ニチャン・リンポチェに「チベット」を語って頂きます。
チベット文化の豊かさ、仏教の深さ、ふるさとの村でのこと、
僧院でのこと、亡命の体験・・・・
そして、チベット仏教を必死で守るための亡命社会での教育・・・・
きっとお話しは尽きないことでしょう。
詩のコラボレーションもしていただけることになりました。
質問の時間もたっぷりとって、「チベット」をもっと知りたいと思います。
となりのギャラリーでは、亡命してきた子どもたちの絵も展示しています。

詳細は
http://www.nabra.co.jp/hobbit/

2008年9月 1日 (月)

ラサではショトゥン祭が(無理矢理)開催された。

平和のための世界一斉12時間断食が行なわれた8月30日、
チベットの都ラサでは「ショトゥン祭」が始まった。
デプン寺とセラ寺で巨大なタンカ(仏画)が開帳され、
アチェラモ(チベットオペラ)が上演されるショトゥン祭は、
ラサ周辺のチベット人にとって夏の一番のお楽しみ。
普通なら最低3日は休んでリンカ(ピクニック兼宴会)へと繰り出すはずだ。夏のチベット観光の目玉でもある。

2008shoton今年のショトゥン祭の模様を、
先日、ラサに帰省した際に一時拘束されたあげく北京に追い返された
チベット人女性作家ウーセル氏が自身のブログで綴っている。
拉薩今日“雪頓”了(看不見的西蔵〜唯色)

全訳を以下に↓中国語は自信ないのでニュアンスが間違ってたらごめんなさい。

ラサは本日“ショトゥン祭”

【中国の公式メディアの報道】
デプン寺でショトゥン祭の仏画を披露する儀式が行なわれた(中国西藏信息中心)

ラサでは今日“ショトゥン祭”を熱烈に祝ったそうだ。
観光中の友人は、デプン寺に大タンカの開帳を拝みに行った。
午前10時に開帳が始まり、12時に終わったという。

人はたくさんいた? そう尋ねてみた。
チベット人がけっこう大勢いたよ。
タンカを開帳してたのはどんな人たちだった?
とりあえず赤い服を着ていたよ。

もちろん、彼らは、すばらしい役者たちだ。
ラサで“ショトゥン祭”を見事に演じた。

デプン寺、セラ寺、ガンデン寺の僧侶たちは、すでに千人以上が捕まっている。
残された数少ない僧侶たちは“タンカ開帳”に参加しないわけにはいかない。
寺院管理委員会の命令に逆らえる者がいるだろうか?
従わなければ?
従わなければ、武装警察と公安にすぐに取り押さえられ、
ゴルムドの“グァンタナモ”に送られるだろう。

ラモチェ、トムシカン、カルマクンサンといったチベット人が暮らす地域では、
どれほど多くのチベット人が捕まって連れ去られただろう?
チベット人たちは恐怖にふるえながらも“ショトゥン祭”を祝わないわけにはいかない。
居民委員会の命令に逆らえる者がいるだろうか?
祝わなければ?
祝わなければ、年間200元の食糧費の補助金がすぐ取り消されるだろう。

3・14以降、外国のメディアが来訪したときだけは、
退職公務員や現職公務員が寺院に動員され、
参拝する信者を装って、仏像のまわりをぐるぐる回らされた。
行かなければ?
行かなければ、年金は取り消され、職を解かれるだろう。
外国人記者が去るのを待って、寺院は立ち入り禁止となった。
もう一度行ったら?
やはり年金は取り消され、職を解かれるだろう。

はは…
今日、押し合いへしあいデプン寺やセラ寺にタンカを拝みに行った人々も、
ノルブリンカに賑々しく“ラモ”見物に行った人々も、
偽物だよね。
まことしやかな偽物ばかりだと、本物も偽物に見えてしまう。
何もかもが偽物で、心さえ偽物。
ただ涙だけが本物。心の中を流れる涙。

はは…
なんて素早いことか、新華社のニュースがもう流れている。
ラサ人民は“ショトゥン祭をお祝いした”そうだ。
中国西蔵伸息中心の写真も出ている。
去年のタンカ開帳では上演禁止になったチベットオペラが、
今年は不思議なことに上演されている。
あろうことか“伝統儀式”とはまた、あつかましい。
忘れたわけではないだろうな。
では、なぜ去年“伝統”を継承しなかったのかな?

こう言う人がいる。今の中国って…
“小康(そこそこの暮らし)だ小康だっていうのも偽物、
宗教だ宗教だっていうのも偽物、改革だ改革だっていうのも偽物、
開放だ開放だっていうのも偽物、発展だ発展だっていうのも偽物だ”。

私ならこう言おう。今のラサって…
ショトゥン祭だショトゥン祭だっていうのも偽物!
調和だ調和だっていうのも偽物!

2008年8月30日

文中“グァンタナモ”は、多くの僧侶が拘束されていると言われるゴルムド(青海省)にある収容所を、米軍のテロ容疑者収容施設になぞらえたものだ。

原文ではこの後に、昨年書かれた「今年の“ショトゥン祭”は普通じゃなかった」という文章が再掲されている。
このへんの事情は『レイプ・オブ・チベット』(晋遊舎)にも詳しく書かれている通りだ。

みっともないショトゥン祭をまたブログに書かれては困るから、
ウーセル氏はラサから追い出されたのかもしれない。
きっと現場を見ているであろう日本人からの報告を楽しみにしたい。

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