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2008年4月

2008年4月24日 (木)

【イベント】4/29 ひと足先に「仏(ぶつ)リンピック」!(上田紀行氏他)@青松寺観音聖堂

4140910879ご案内いただきました。面白そうなので転載させていただきます。
上田紀行氏は、ダライ・ラマ法王との対談本『目覚めよ仏教!』でもおなじみですね。文化人類学者であり、気鋭の仏教者(?)です。

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 臨時版「仏教ルネッサンス塾」 開催のお知らせ!!
 2008年4月29日(火)祝日 12:00〜15:00
                    in青松寺観音聖堂
 ひと足先に「仏(ぶつ)リンピック」!
 悲しみと怒りのただ中から、いまこそ、慈悲ある世界を目指して
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仏教ルネッサンス塾、塾長、上田紀行です。
チベットが緊迫した情勢を迎えてから一ヶ月、多くの人が心を痛め、何か行動しなければ!との思いが日増しに募っています。私自身も、大手書店に呼びかけての、チベット・ブックフェアの開催、文化人による声明と記者会見など、できる限りの行動に邁進してきました。
そして今、「仏教ルネッサンス塾」を、一年ぶりに緊急開催します! 『目覚めよ仏教!』の対談での、ダライ・ラマ14世の鮮烈な生ビデオメッセージを全身で受け止め、特別ゲストと語り合い、そして参加者全員で創り上げる「仏リンピック!」に、ぜひ皆さんお集まりください!!!

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ひと足先に「仏(ぶつ)リンピック」!
 悲しみと怒りのただ中から、いまこそ、慈悲ある世界を目指して
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 チベットが直面してきた苦難はようやく日本でも知られるようになりました。 しかし、この間の動きの中で「仏教」からの声が聞こえてこないのはどうしてでしょうか?  この問題は、単なる「チベット対中国」の領土問題ではありません。現在の世界を覆う、 「強いもの、大きいもの、金のあるもの」が勝つのだという平板な世界観に対して、ひとり ひとりの固有な世界を大切にし、人間の内的価値ー愛と思いやりーの発見とその実現 から、より良き世界を築いていこうという、現代社会に対する仏教からの大きな投げかけ がそこにはあるのです。『目覚めよ仏教!ムダライ・ラマとの対話』(NHKブックス)の中 で述べられたような、ダライ・ラマの、そして仏教からの鮮烈な問題提起の本質を、多くの 人に知ってほしい。今こそ、「仏教」が発信するときです!

 私たちは北京に先立って、ここ東京で「仏(ぶつ)リンピック」を開催します。〈智慧の獲得〉--学ぶこと、深く知ること--、〈慈悲の実践〉--心からの思いやりをもって行動すること--、仏教の二つの柱の実践は、真のオリンピック精神の実現とまったく重なり合っています。
 第一部は、この状況への発言です。上田との対談のビデオでのダライ・ラマの鮮烈なメッセージに触れた後、この状況をいかに理解し、行動していくかを、特別ゲスト(交渉中)を交えて、ともに考え、論じます。
 第二部は、参加者全員で「仏リンピック」を創り上げていきます。おひとりおひとりのチベットに対する思い、世界平和に対する願い、祈りの力を、表現し、共有し、発信する場を、全員の参加のもとに創り出します。

 苦悩を出発点とし、そこから洞察を深め、ともに道を歩みながら、未来を創造していく。
 今こそ、智慧と慈悲の実践が求められています。
 4月29日正午、ぜひ青松寺にお集まりください!

■開催日:2008年4月29日(火)12:00〜15:00
■選手団:上田紀行&特別ゲストの皆さん(交渉中・当日発表)&参加者の皆さん
■参加費:500円(一般)・無料(青松寺護持会会員・学生)
■会 場:青松寺観音聖堂
■詳 細:青松寺ホームページをご覧ください。詳細は随時更新いたします。
     [http://www5.ocn.ne.jp/~seishoji/index.html
■申込み:要予約
03-3431-3514 /seisyouji@basil.ocn.ne.jpまで
 ※受付の関係上、参加者全員分のお名前・ご住所をお願い致します。
 ※前日午前中までにお申込ください。
 ※お寄せいただいた個人情報は本塾のみにて扱い、 他の用途には使用しません。

仏教ルネッサンス塾、塾長、上田紀行氏プロフィール
1958年東京生まれ。文化人類学者。スリランカに2年間赴いて、民俗仏教である「悪魔祓い」と仏教思想に基づく農村開発運動「サルボダ ヤ」を研究し、帰国後「癒し」の概念を日本で最初に提唱。毎日新聞論壇時評、NHKスペシャル、「朝まで生テレビ」への出演など、メディア上でも活躍。 96年より「21世紀のネオリーダーを育成する」との理念のもとに創設された、東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻(VALDES)准教授。
講義 にディスカッションやワークショップ形式を取り入れるなどの試みを行っており、2004年度「東工大教育賞・最優秀賞」(ベスト・ティーチャー・アワード)を学長より授与された。2005年には米スタンフォード大学仏教学研究所客員研究員として留学し、「仏教は今日的問いにいかに答え得るか」の講義(全20回)を行った。
http://www.valdes.titech.ac.jp/~ueda/

チベット・ブックフェア開催中
紀伊国屋書店新宿本店5階で「チベット騒動緊急フェア」開催中です。ぜひお出かけください。また展示中の50冊以上の書籍は、下記のサイトでも購入することができます。
http://www.kinokuniya.co.jp/04f/d05/tibet/

2008年4月22日 (火)

青海省でチベット人歌手、テレビ関係者、教師らが行方不明

3月末から4月にかけて、青海省で活躍しているチベット人アーティスト、教師ら少なくとも6人が当局に連行されて行方がわからなくなっている。
まず3月31日、ゴロク(青海省果洛チベット族自治州)のミュージシャンら5人が、そして、4月1日、人気歌手ジャムヤン・キが連行された。
チベット人作家ウーセル(唯色)のブログ『看不見的西蔵』から各人のプロフィールを抄録する。

Dabe■ダペ(達貝)別名ダワタル(達瓦塔)/
 著名なミュージシャン。2003年3月、チベット民族舞踊とともにチベット語や中国語なども教える芸術団を政府の許可を得て設立。↓で創作漫才みたいなのが見られる。
http://www.tibet3.com/chinese/shis/content/2007-02/02/content_196337.htm

Drolmakyi■ドルマ・キ(卓瑪吉)/
 歌手。上記芸術団のメンバー。独自の芸術団を設立し舞台俳優を育成。

Palchenkyab■ペルチェン・キャプ(巴千恰)/
 教育支援団体の責任者。
海外NGOの援助も受け、遊牧民地区の識字率向上のため教師を派遣するなどの活動をしていた。

■ルンドゥプ(恒周、倫珠)/
 アーティスト。上記教育支援団体でも活躍し、教育や女性の地位向上の大切さを歌で伝えている。(写真なし)

Jamyangkyi■ジャムヤン・キ(加羊吉)/
著名な歌手(チベット語の歌謡曲)。『香巴拉』(シャンバラ)、『黒帳逢』(黒テント)、『遠方的情人』(遠くの恋人)、『縁分』(カルマ)など作品多数。
近年は青海テレビ局(青海電視台)でチベット語番組の制作に携わる。
2006年に訪米し、亡命チベット人ミュージシャンらと共演。
女性や子どもの権利についての執筆活動でも知られている。
4月1日に青海省公安当局に拘束されたと報道された。

★第一報を伝えた記事“Leading Tibetan Writer, Performer, Producer Arrested”(Radio Free Asia)

★ジャムヤン・キのブログ(チベット語、1月20日で更新が止まっている)→http://www.tibetabc.cn/user1/jamyangkyi/index.html

★ジャムヤン・キPV(khyed dang nga/あなたと私)↓

2008年4月18日 (金)

【イベント】4/27-5/4 チベット・タンカ展(馬場崎研二さん)

2008babasaki_thangka
毎年GWの恒例。 インド・ダラムサラ在住30年以上のタンカ(仏画)絵師・馬場崎研二さんによる「チベット・タンカ展」が今年も開催されます。 以下、ご案内いただいたDMより。
馬場崎研二「チベット・タンカ展」
2008年4月27日(日)〜5月4日(日)
午前11時〜午後7時
(初日は午後1時から。最終日は午後4時まで)

今回は自己の原点に立ち返り、
伝統的なタンカの神髄に迫るべく、
今冬5カ月間の山籠もりで完成させた大作2点を中心に、
タンカの醍醐味をお楽しみ下さい。

世界観ギャラリー
千代田区神田小川町3-28-13


2008年4月14日 (月)

僧侶70人が拉致された(チベット・ラサのラモチェ寺)

聖火がどーしたとか、そんな話ばかりが増えて、
チベットの中の様子は結局よくわからないまま。
たまにニュースが出てきたかと思えば、中国の公式発表ばかりだ。

抗議と弾圧の応酬は続いている。
連れ去られた人たちは戻って来ず、
僧院は封鎖されて兵糧攻めにあっている。
非常に悪い状態であることは、
断片的に漏れてくる情報によってわかっている。
5月に外国人観光客を入れるとか言い張っていたが、
案の定、無期延期になった。
1989年の戒厳令とどこが違うのだろう??

以下、TCHRD(チベット人権民主センター)のプレスリリースの一部を訳したもの。
スピード重視であまりちゃんと言葉を選んでないので細かい所が違ってるかもしれないけど、だいたい意味は合っているはず。

9 April 2008 [For Immediate Release]
Around 70 monks of Ramoche Temple detain in midnight raid, whereabouts still unknown

深夜の急襲。ラモチェ寺の僧約70名が検挙され、行方不明に

■「ラサは普段通りの平穏を取り戻した」という中国当局の主張とは裏腹に、現実には、厳しい監視と大規模な検挙が続いている。特に対象となっているのは、今回のラサや東チベット各地での一連の抗議行動において積極的な役割を果たした僧院だ。

■最近の宗教施設への大規模な弾圧のうち、ラモチェ寺のチベット人僧、約70人が連行された事件が、チベット人権民主センター(TCHRD)が入手した確認済みの情報により明らかになった。

■2008年4月7日深夜、人民武装警察および公安局部隊がラモチェ寺の僧侶の住む僧坊を家宅捜索。約70人の僧侶を連行した。
■信頼できる情報によると、僧侶らはどこかに連れ去られたという。
■連行された多数の僧侶を含め約100の僧侶がいたラモチェ寺には現在、数名しか残っていない。
■目下のところ、連行された僧侶らの状況、行方についての情報はない。
Champa_phuntsok■チベット自治区人民政府のチャンパ・プンツォク主席は、9日朝の国務院新聞弁公室の記者会見で、警察がラサでの“3-14暴動”に関わった容疑者953人を拘束したと述べた。
■3月14日の抗議行動以来、ラモチェ寺の僧侶らの行動は厳しく制限された。3月22日の武装警察・公安局による大規模な弾圧の際、トクメーという僧侶が自殺したことが、信頼できる筋により確認されている。

■デプン寺、ガンデン寺、セラ寺といったチベットを代表する大僧院にも、同様の規制が加えられている。3月10日にラサなどで抗議行動が起こって以来、これらの僧院へのすべての交通は、大規模な武装警察・公安部隊によって24時間体制で監視されている。
■4月1日の国営新華社通信の報道によれば、ドルジェ・ツェトゥプ(ラサ市長)は、3月27日に中国の招待取材でラサを訪れた外国人ジャーナリストの質問に答えて、昨今の“暴動”に関わった容疑者の捜索と、煽動された僧侶らによる今後の抗議行動を避けるために、当局はこうした措置をとったのだと述べて、ラサ3大僧院に対する武装警察・公安部隊の配備を擁護した。
Zhuweiquan■同様の公的な支持を示すものとして、朱維群(中国共産党中央統一戦線工作部常務副部長)がロブサン・ギャルツェン(チベット自治区統一戦線工作部長)とともに、ガンデン寺に駐屯する武装警察・公安部隊を視察。士気を鼓舞し、奮闘を讃えた。
■信頼できる情報筋によれば、これらラサ3大寺は大量の武装警察・公安部隊により事実上、封鎖されている

(以下、TCHRDによる懸念の記述が続く)

ちなみに、ラモチェ寺は漢字で小昭寺とも書かれるチベット最古の寺院のひとつ。
今回の抗議行動でも中心的役割を果たした。周辺はチベット人の密集する旧市街。
70人も(ていうか、ほぼ全員だ)捕まれば、その中に知ってる人がいるに決まっている。

【イベント】4/17 大谷大学公開講演会「音と舞の輪 チベットの伝統音楽」

MLから転載します。

本年度、大谷大学文学部国際文化学科では新入生歓迎公開講演会として
インド・ダラムサラで活躍するタントン・ルガル・チベット舞台芸術団の創設者
プンツォク・ツェリン氏と佛教大学教授の小野田俊蔵氏をお招きし、
「音と舞の輪 チベットの伝統音楽」を開催します。
チベットの伝統音楽について、氏による歌や、
弦楽器ダムニェン・二胡ピワンの演奏を交えてお話を伺い、
また簡単な踊りも教えて頂きます。

日時:4月17日(木)午後4時10分〜5時40分
会場:京都市北区小山上総町
   大谷大学響流館3F メディアホール
   (京都市営地下鉄 北大路駅下車)
入場無料 どなたでもご参加いただけます。

2008年4月13日 (日)

「坂本龍一×チベット人歌手Alan」の微妙〜な感じ(5/10追記)

四川省の通称“美人谷”出身のチベット人歌手Alan(アラン)がエイベックスからデビューしたのは昨年のこと。
6月のNHKの環境特番「Save the Future」のイメージソングを歌うことが決定した。プロデュースは坂本龍一。
このすごーく微妙な感じをわかってくれる方は、きっと少ない。でも一応書いておこう^-^;

OngakuzukanYMO時代からずっと聴いてる坂本龍一、通称「教授」。今でもiPodに何曲か入っているが、その中に「Tibetan Dance」という曲がある。たしか1984年にリリースされたこの曲を聴いたとき、僕はまだ「チベット」という言葉を知らなかったように思う。

47years_in_tibet“47 years in Tibet”という、今まさにチベット人たちが背負っている苦難の歴史をまとめたショートフィルムをYouTubeで見かけた。この音楽は…と思ったら、やはり最後に「Ryuichi Sakamoto」というクレジットが出てきた。たしか1999年にはラダックのレーにダライ・ラマ法王を訪ね、「LIFE」というオペラ作品に映像で登場させている。いつだったかのダライ・ラマ来日講演のときも来ていたように思う。

その他にも色々あって、教授=年季の入った親チベット、親ダライ・ラマという図式が頭の中でできあがっていた。六ヶ所村とかLOHASとか、その延長線上で、きっとチベットの人権にも理解があるんだろう、みたいな、いかにもシロートっぽい単純な発想だ。まあ中国絡みのお仕事も多いことだから、普段から何か言うことはないにしても、今回のような事態になれば、さすがに何かアクションがあるんじゃないかと、ちょっと期待していた。

で、Podcast“i-morley”4月1日の回の冒頭に、いきなりその名前が登場した。
池田有希子さん「坂本龍一さんはいらっしゃらないんですか」
湯川れい子さん「断られました」
モーリーさん「断られました!?」
(中略)
湯川さん「私、坂本龍一さんがお断りになった理由は、よくわからないんですけど(略)」

4月8日に記者会見があった「14世ダライ・ラマ法王と中国政府首脳との直接対話を求める声明文」。文化人65人の賛同者の中に名を連ねることを断ったそうだ。この後「群れて何かすることが好きじゃないからでは?」といった発言もあり、個人的な活動をしている可能性は示唆されている。
【この投稿の一番下の2008.05.10追記を参照】

Alan_hitotsuそして、つい昨日知ったのが、NHKの環境特番「Save the Future」でのAlan(ダワ・ドルマ)とのコラボだ。
中国法人ももつエイベックスにとって、Alanがチベット人だというだけでチベット問題と結びつけられるのは心外で、ものすごーく迷惑だろう。Alan本人もかわいそうかも。でも、「中国人」と言わず「チベット民族」を売りにしてデビューした以上、今さら引っ込みはつかない。公式ブログにも故郷のことを案じるファンからのカキコが見られる
まあAlanはエイベックスという枠組みの中にいる限り、「ダライ・ラマをどう思いますか?」なんて質問をされることもないだろうし^-^;チベット問題とは隔離されて温かく見守られ続けるだろう。

一方、教授。なるほどこのタイミングじゃ「賛同者」は無理だろうなあと勝手に納得した次第。
エイベックスなAlanちゃんと組んでFutureをSaveする大切なお仕事があったのだ。
もしかしたら、チベット人Alan×親チベット歴の長い坂本龍一という構図をわざと作って、チベットやダライ・ラマ法王への注目を暗に盛り上げようという計算し尽くされたアーティスティックな手法なのかもしれない、とポジティブに解釈しておきたい。

基本的には日本では、エコは大歓迎でも、直接お金が絡んでくる中国の人権は×というのが現状の模様。
チベットがこんなことになって、その周辺での表現活動を生業とする者にとっては、親中国なのか、そうじゃないのかと問われる「踏み絵」的な状況が続きそうだ。
身の回りでも最近、直前で企画にストップがかかったとか、表現上の横やりが入ったとかいう話をいくつか聞いた。
営業上は、何もしないのが賢いんだろうが、精神衛生上、ていうか人として、なんだかちょっと難しい。
たいして失うもののない僕だってそうなのだから、大勢の人の生活を背負っている立場の皆さんはきっと大変なんだろうなーと思う。

というグダグダな文章のお詫びとして、お口直しにAlanのPVです^-^;

【以下2008.05.10追記】

上記i-morley中の湯川れい子さんの発言の件、やはりモンダイになったらしく、その後、i-morleyのアーカイブから微妙な部分は削除された。その経緯については4月18日のi-morley「チベタン・リレー」で次のように語られている。

モーリーさん「その坂本龍一さんについて、先日、i-morleyがインタビューをした作詞家の湯川れい子さんが、ご自分の声明文ですね、映画監督の龍村監督と共同で声明された、あの文面に賛同の署名をいただきたいと、色んな人に署名をもらったところ、ピーター・バラカンさん、ロバート・ハリスさん、細野晴臣さん、木内みどりさん、などなどがサインをしてくださった。そして発言された、坂本龍一さんは、あの、『NO』というところに丸をしてFAX…」
池田さん「私たち、その理由がとても知りたかったんだよね」
モ「はい。そうなんです」
池「あえてNOって丸を付けるってことは、やはりそういうご意見がおありなんだと思うから、ぜひ聞きたかったの」
モ「そう、そこらへんのニュアンスは如何にということだったんですけども。その後ですね、お話をしていたところ、やりとりをした結果、坂本龍一さんはダライ・ラマ法王の立場を全面的に支持する、つまり、平和的な対話を求める、この一言に尽きるということなんですね」
池「そうよね。だってずっと活動なさってるもんね」
モ「しかるに、自分に送られてきた当初のドラフト、その署名用のドラフトというのは、坂本さんの見解では、中国に対してあまりにも挑発的であると。なので、これはあまりいい結果を生まないと思う。だから、この文面にはサインできない。ということが、NOに丸をしたことの真意だった、とのことなんですね」
池「なるほどね。で、坂本さんは個人でアート活動を、まだ当然展開なさっていて、それを通してチベット支援活動をなさっていると」
モ「アーティストだからできるチベット支援がある、ていうことだと思うんですが、このへんについては、坂本龍一さんご自身にi-morleyに出演をいただいて、お茶しながら、お聞かせいただきたい! これに伴いまして、先に配信しました4月1日のi-morleyの湯川さんが、坂本さんが丸をNOにしたと発言したくだりは、現時点、このタイミング、長野で色々あるタイミングで配信を続けると、ニュアンス上、誤解を招くおそれがあると判断し、i-morleyは当該部分を削除、わからないようにフェードさせました」


2008年4月12日 (土)

【イベント】4/17@宇都宮「チベット人と支援グループが語るチベット問題緊急セミナー」

主催者よりご案内いただきました。

「チベット人と支援グループが語るチベット問題緊急セミナー」 を開催致します。

   日時:2008年4月17日(木)午後7:00〜8:30
   場所:栃木県宇都宮市中央1丁目1番15号
      宇都宮総合福祉センター 9A研修室(9F)
      玄関を入り左にお進み下さい
      (市中心部、オリオンスクェアから1ブロック
               南隣の10階建てのビル)
      →地図はこちら
   参加費:¥500 予約不要

上記セミナー終了後 ≪追悼会≫キャンドルライティング

   日時:2008年4月17日(木)午後8:45〜9:10
   場所:カトリック松が峰教会内の広場
      快く場所を提供して頂きました(教会への駐車不可)
    
   キャンドルはこちらで用意しますが、
   ご自身でも持参したい方はお持ち下さい。
 
   主催:アムネスティ・インターナショナル宇都宮グループ

2008年4月 9日 (水)

チベット潜入ドキュメンタリー

3/31、BBCチャンネル4で放映されたドキュメンタリー。
Dispatches: Undercover in Tibet
亡命チベット人が、祖国に潜入して撮影した映像を中心に。

ぜひ日本語でやってほしい!
5本に分かれてます。

ナンパ・ラでのチベット亡命者射殺事件
ダラムサラの難民受け入れ施設

最近のチベット難民たちの証言、軍の車隊、遊牧民の強制移住

遊牧民の強制移住地での証言、投獄されていた僧侶の証言、最近釈放されたチベット人による証言(拷問について他)

元囚人による証言、不妊手術を強制された女性の証言

宗教への抑圧、日常的な抑圧(僧侶による証言)、今回の騒乱、最近の映像

2008年4月 3日 (木)

i-morley×湯川れい子×アムネスティ(ダライ・ラマ・コネクション)

J-WAVEナビゲーター、モーリー・ロバートソンさんのPodcast“i-morley”に、湯川れい子さんとアムネスティ日本事務局長が登場。
実名がバンバン飛び出すチベット業界&ダライ・ラマ人脈ぶっちゃけトークに注目です^-^;
湯川れい子さんとの対談(i-morley)

【イベント】4/4@川崎「"Free Tibet Dining"」(チベット人ミュージシャン、プンツォク・ツェリン氏)

主催者よりご案内いただきました。
4/18に神戸で開催される「チベット伝統音楽の今とこれから+「Escape Over the Himalayas 〜ヒマラヤを越える子供たち〜」上映会」に出演するプンツォク・ツェリン氏を招いてのイベントです。

"Free Tibet Dining”

チベット亡命政府のあるインド・ダラムサラから来日されているタントン・ルガル音楽学校ディレクターのプンツォク・ツェリン先生と演奏を交えながらチベットの音楽についてお話したりする時間を一緒に過ごしませんか? チベット文化にふれ、それを少しでも身近に感じていただく夜になればと思います。

日時:4月4日(金曜日)
時間:8時〜
*席数に限りがありますので、ご予約、早目のご来場をお願いします。
 (お食事をなさる方は特に)
場所:Restaurant Bar Bagus(バグース)
   川崎市高津区二子5-6-8
   044-811-4264
    http://bagus.way-nifty.com/blog/
最寄駅:東急田園都市線 高津駅下車 
改札正面の本屋と松屋の間の道を入って少し行くと保育園があり、その向かいです。
入場: 無料ですが、ご飲食のオーダーお願いします。
   チベット・サポートの為のカンパを募ります。

ご紹介♪
Phuntsok Tsering (プンツォク・ツェリン)
1966年チベット、ラサ生まれ、42歳。12歳の頃に亡命。
ダラムサラの哲学学校で俗人学生として所属の後、1980年よりTIPA (Tibetan Institute of Performing Arts)に入団。TIPA 団員として世界各地で公演活動。
1995〜98年イギリス留学
1999年にタントンルガル・チベット舞台芸術を創設、現在に至る。

Thangtong Lhugar Tibetan Performing Arts(タントンルガル・チベット舞台芸術団)
チベットの伝統舞台芸術を継承されてきたそのままの形で伝え、確実な技術を持った舞台人を育てることを目的として1999年に設立、2001年ダラムサラ近郊のサラ Sarah(マクロードから15キロ程)の地で本格的な活動が開始された。
学生は実際の舞台を経験しながら5年間の学習期間を終え、芸人として活動をする。
インドでの多くの公演に加えて、2000年にフランス、2004年にアメリカ、2006年には台湾、2007年にはイタリアで公演し、海外公演でもその技術の高さに大きな賞賛が与えられた。
現在、4級に分かれていて、第1(最高)級には6人、第2級に10人、第3級に5人、入門クラスに10人が所属している。
http://www.thangtong.org/

川辺ゆか(かわべゆか)
様々な土地や人をおもい、訪ね、歌う。
ソロ活動のほか、チベット、日本、東地中海等の歌をうたい、いくつかの音楽ユニットに参加している。
また、2000年ごろより、「うた旅」とあわせて、国内をはじめ、オーストリア、オランダ、ウズベキスタン等での演奏を行っている。
アムステルダム在住の美術家、渡部睦子のプロジェクトchikahome(http://www.chikahome.nl/cam-eng/index.html)に参加している。
http://homepage2.nifty.com/utauaho/

Bagus
生まれて29年目の老舗の小さなレストラン・バー。
麻の実、雑穀、オーガニック野菜を中心の料理が評判。
お酒も色々あります。
http://bagus.way-nifty.com/blog/

2008年4月 1日 (火)

「兵士が僧侶に変装!?」例のあやしい写真について

Chinesesoldiersposingriotmonks1あるサイトに思わせぶりに掲載されたのをきっかけに、あっというまに世界中に広まった「兵士が僧侶に変装!?」な写真。
ちょうど↓みたいなニュースが流れたタイミングとぴったり合ったこともあり、
「兵士が僧侶変装」ダライ・ラマ、中国関与の可能性示唆(asahi.com)
ほーら、やっぱりやってたよ、動かぬ証拠だ!
と釣られかかった方も多いはずだ。

が、この写真は以前からあった。
元々の写真の出所とされるTCHRD(チベット人権民主センター、亡命チベット人のNGO。ここの2003年の報告書の裏表紙に問題の写真が掲載されていた)にメールで問い合わせてみたところ、
「あれは映画の撮影シーン。
 僧侶が協力を拒んだので、彼らが袈裟を着て撮影した」
と明快な返事が来た。
現在、件のサイトにも、その旨が加筆されている。

あと、中国政府と対立関係にある宗教団体系のサイトに、
中国当局が騒ぎを煽った決定的証拠ふうの写真・記事が掲載されている。
初期の写真に写っていた人物が、ある時期から削除されたというやつ。
とても事実っぽいんだが、自信がない。
どこか別の新聞か何かが、写真から削除された偽装チベット人をラサで見たと証言した人(タイの華僑女性)に取材してくれないかなあ、可能ならば。

公安等の当局者が僧院に潜り込んでいるというのは、
チベットではよく聞く話だ。
騒乱を煽ったというのは、過去にはあったと聞いているし、
今回も、あったかもしれない。
限りなく、あったと思う。
でも並大抵のことじゃ証明できない。

動かぬ証拠がほしい。
虐殺を証明する衛星写真があるんなら、早く出してくれよー。
なぜ出さないんだ?
誰かが何かの交渉に使ってるのか?
隠してる間に、どんどんチベット人が捕まってくんだよ。
もともと何もないから出せないんじゃないのか?
と中国人に言われて反論できないのが悔しい。
そんな気持ちから、うっかりこの種のものに釣られそうになる危険は、
私自身も含めて今後もありそうだ。

中国の“ウソも100回言えば本当になる”式の物量作戦に負けないためには、
継続的・戦略的な対マスコミ燃料投下は欠かせないんだろうけど、
あっちのレベルにつきあって言動のクオリティを下げないよう自戒したい。

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