【祝】あのチベットのお祭り日程入り豪華カレンダーが復活!ラサのドペンリンで発売中
かつてチベット土産の定番だった、あのカレンダーが見事に復活した。ラサのNGO系スーベニアショップ“ドペンリン”で2008年版が発売中。
そろそろ来年のカレンダーが気になる時期だ(?)。
かつては、某キリスト教系新宗教の陰謀だと影口をたたかれながらも、その商品のクオリティで他を圧倒していたペントク(Pentoc)のカレンダーが定番だったが、ペントクはラサから撤退。ゲストハウスは現在も営業中だが、カレンダーが買えなくなったことは、一部のチベットファンを大いに悲しませていた。
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ペントク撤退後、ヤクのぬいぐるみ等の人気アイテムを受け継いだのが、NGO系の「ドペンリン」(Dropenling)。スタッフも一部重複している。当然カレンダーも…と思いきや、2005年、2006年とその動きはなかった。
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しかし、圧倒的な支持の声が届いたのか、今年見事に2008年版カレンダーが登場!
サイズはA4よりちょっと大きく、見開きの片面が写真、片面が暦という、Pentoc製とまったく同じ仕様。ていうか、きっと同じ人が作ったんだろうけど。
ただPentoc製では、チベット暦は祝祭日の記述しかなかったが、Dropenling版では、すべての日付にチベット暦(チベット文字)と西暦・中国暦を併記。祝祭日は、チベットや中国のものはもちろん、欧米各国の祝祭日(Martin Luther King. Jr. Dayとか)からイスラム教のラマダン、日食・月食まで網羅している。網羅しすぎて邪魔なくらいだ。
ちなみに来年のチベット暦元旦は2月7日。また中国の春節と同じだ(なぜこんなに度々重なるんだろう?)。北京オリンピックが(無事開催された場合)8月8月から始まり、8/16にガンデン寺のタンカ開帳、8/24に五輪が閉幕し、8/30がショトゥン祭のスタートだそうだ。
ちなみにこのカレンダー、ISBNの記述がはあるが、発行元などはどこにも書かれておらず、連絡先としてオランダの下記サイトのメールアドレスが記されているのみ。たしかPentocも販売許可云々で中国当局からイチャモンをつけられてカレンダーを売れなくなったことがあった。売ってるうちに買っておいたほうがいいかもしれない。
Tibet Calendar2008(英語)
↑カレンダーの画像も見られる。たぶん購入もできる模様。
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