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2007年9月22日 (土)

中国、落書きしたチベット人中学生40人を拘束。1人負傷、7人が消息不明

チベット人中学生約40人が「ダライ・ラマの帰国」「チベットの自由」を求める落書きをして中国警察に拘束された。
うち暴行により負傷した1人を含む7人の所在が不明。
さすがオリンピックを来年に控えた国だけあって、道徳教育にも熱心だ。


事件が起こったのは、中国甘粛省甘南チベット族自治州のアムチョク・ボラ村(夏河県博拉郷)。
9月7日頃、村の警察署などの壁に、亡命中のダライ・ラマ14世の帰国やチベットの自由を求める落書きが登場。
Ipreviewphp翌日、14歳〜15歳の中学生40人ほどが村の警察署に身柄を拘束された。
※画像は想像図です(笑)

多くは48時間以内に解放されたが、特に元気いっぱいだったと思われる男の子7人は9月10日に、県庁所在地(ラプラン、中国名:拉卜楞鎮)の施設に移送された。うち1人は暴行により負傷していたが、親族による治療の要望は拒否された。その後7人の消息は不明。

Lhasa_city_psb↓事件の第一報は米国の人権団体Human Rights Watchが伝えた。
Teenage Students Held Incommunicado for Graffiti (英語)

↓それを受けて朝日新聞、産経新聞も報道
「チベット独立」落書きで中学生拘束 中国の警察当局(朝日新聞)
「独立」落書きで拘束 チベット族の中学生(産経新聞)

警察の壁に落書きとは、完全に喧嘩売ってるなあ。
いったいどんな落書きなのか、見てみたかった。
もちろん速攻消されたんだろうが、今どきのチベット人中学生だから、一人ぐらい携帯で撮ってたんじゃないかという気もする。

※写真はイメージです(ラサで一番立派なビル、ラサ市公安局)

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