名古屋にチベット僧♪「日本で唯一のチベット仏教寺院」ではないので念のため。
名古屋市守山区にある日本で唯一のチベット仏教寺院「強巴林(チャンバリン)」に18日、中国チベット自治区から2人の僧侶が到着し、信者らが歓迎会を開いた。来年3月18日まで滞在する。チベット僧侶が外国に長期滞在して布教活動するのは珍しいという。
続きは→「名古屋・守山にチベット僧」(中日新聞06年12月19日)
あーなんか見たことのある顔だな(笑)。
ラサ・ジョカン寺(大昭寺)の僧侶。記事には「次仁(トゥラン)」と書いてあるが、ツェリンだな。そうか、名古屋に来たか!
倶利加羅不動寺のご住職が「大昭寺で修行した」との縁で、今回「日中友好の懸け橋として」ジョカン寺の僧侶2人を招いてくださったそうだ。
このお寺、前々から話題になっており、チベット関係のブログでも度々ネタにされている取り上げられている。住職は、今の中国政府が認定したとされる、チベットで初めての外国人受戒者(どんな種類の戒なのかはわかんないけど)ということで、なんだかとてもコメントしづらい(^-^;
そういえば自分でもネタにしていた。
↓
名古屋にチベット寺院?ポタラ宮殿の中に大昭寺は無いと思うが大丈夫か?>読売新聞(チベット式)
訪問記など、一番真面目に詳しいのはこちら。
↓
噂の名古屋チベ寺(あほケツな日々)
ちなみに中日新聞の記事中の「日本で唯一のチベット仏教寺院」は間違い。
広島に龍蔵院デプン・ゴマン学堂日本別院がある。4人のチベット僧がおり、きちんと僧伽(そうぎゃ、サンガ、修行僧のコミュニティ)としての体もなしている。今年のダライ・ラマ14世来日の際の広島行事をプロデュースした文殊師利大乗仏教会がサポートしている。左の写真は龍蔵院。
→文殊師利大乗仏教会・龍蔵院デプン・ゴマン学堂日本別院
いまどき広告だって「唯一」とか「0円」とか言うと問題になるんだから、公器としてはちゃんとウラを取ったほうがいいだろう。
まあ中日新聞には誰も文句は言えないだろーな、と愛知県出身者としては思うわけだが(笑)。
帰省のついでに初詣に行ってこようかな♪
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