青海チベット鉄道、壊れないうちに乗っておこう!
完成したばかりのはずが、もうあちこち壊れている。
中国の建物ではよく見かける光景だ。
開通したばかりの「青蔵鉄道」で地盤沈下
7月1日に開通したばかりの中国青海省とチベット自治区を結ぶ「青蔵鉄道」で、線路の地盤沈下などの問題が起きている。中国の華僑向け通信社、中国新聞社が28日までに伝えた。
鉄道省の報道官は、開通後の青蔵鉄道の運行状況は良好だと強調したが、一部の橋などの表面に亀裂が出たことや、砂嵐による被害なども指摘。ヤクが線路上に現れ、衝突の危険があるといったチベット特有の問題も説明した。(北京・共同)
毎日新聞 2006年7月28日 18時08分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20060729k0000m030016000c.html
数年前からラサ北方の草原にチベット鉄道を支える弱々しい高架が建ち始めた時、
そんなに早く作って大丈夫か?と思ったものだ。
半永久凍土の区間がたしか500kmくらいあるらしいが、
これから温暖化で溶けて地盤が緩むだろうし。
早く乗っておいたほうがいいかもれない。
[画像は線路に侵入したヤク(と同型のもの、たぶん)]
どうでもいいけど、この記事を読んで、「ヤク」って何?と思った人もいるんではないだろうか(^-^;
参考→「聖湖ナムツォにヤクを訪ねて」
→4コマ漫画"Yakkin"
あと、これは青海チベット鉄道の車両に与圧技術を提供している、カナダの航空機メーカー、ボンバルディア社を小一時間問い詰めるバナー(「ちべログ@うらるんた」から拾ってきました)
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