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2005年10月

2005年10月30日 (日)

ラサのペントク・ゲストハウスが店じまい!"光明"の運命は!?【追悼速報】

ラサのペントク・ゲストハウス&レストランが先週、閉店してしまった。
常宿にしていたパッカーも多いはず。
区画整理の一環らしい。

pentoc_closure1前の記事で、カレンダーを紹介したばかりだというのに……。
まだラサにネットカフェなどなかった頃(といっても、そう昔の話じゃない)、
バルコル近くの安宿エリアにあって、国際電話やFAX、カラーコピーがマトモに使えて、夜になればハリウッド映画のビデオが上映される…そんなちょっとススんだスポットだった。中国くささのない点も人気の秘密だったかも。
[写真は公式サイトより。左端に写っているのは、奧にある中級ホテル・シャンバラホテルの入口]

pentoc_closure21階のショップには、おなじみのヤクのぬいぐるみ(Teddy Yak)や指人形をはじめ、それまでのチベットにはなかったセンスのハンディクラフトが並んで注目を集めていた。
まあ某ミッション系ということで仏教に冷たかった点がアレだが、チベットの伝統工芸を応援しようという意図は感じられた。
カレンダーを毎年おみやげに買って帰るというファンも多い。

yakkin_nuigurumiペントクはネット通販もやっていて、何度かお世話になったことがある。スタッフにメールしてみたところ「残念ながらホントに閉店。建物を確保できなくなり、宿も食堂も運営できなくなった。近い将来、何かの形で復活できたらなあ」という返事だった。
ヤクのぬいぐるみの運命は? カレンダーはどうなってしまうのか!?

pentoc_past_calendarsとか長々と書いたわりには、実はペントクは仕方ないと思う(^-^;
仏教に冷たくした仏罰だったりして(^-^;
それより心配なのは、古い建物が並ぶあの一角のフルリニューアルが予定されているらしく、
正式名は何だったかな、「光明」(ウーセル)といえばわかる、あの並びにある昔ながらチャカン(茶館。トゥクパもあるけど)の運命も懸念されているのだ。あ、これだ、これ→光明商店餐館(「中村のチベット茶館」より)。
テーブルに1角札を積み上げてミルクティーで延々粘るチベタン専用の憩いの場がまたひとつ消えていくのか? 要注目。

[この件については何人かの方から情報をいただきました。ありがとうございました!]

2005年10月24日 (月)

チベットのお祭り日程入り豪華カレンダー、買うなら週末の"横浜国際フェスタ"へ♪

そろそろ来年のカレンダーが気になる時期だ(嘘)。
チベットのカレンダーといえば定番はペントク(Pentoc)カレンダー!
2006年版もなかなかお勧め。

pentoc2006_coverラサでゲストハウスやハンディクラフトショップを経営するTibet Pentoc Crafts & Tourismが発売している豪華なカレンダー(西蔵人民出版社、ISBN7-223-01805-4)は、毎年楽しみ。写真がキレイなだけでなく、チベット暦の祭日も掲載されていて、英語・チベット語・中国語対応だ。
2006年版もいつもの通り、1カ月一見開きで2006年1月から2007年1月まで。A4より一回り大きなサイズ。写真はなんとTracey Elliot-Reep!(誰?)。

pentoc2006_shotonチベット暦(王暦2133年)の元旦は2月28日らしい。
今年はデプン寺のショトゥン祭が、このカレンダーに掲載された日付とは違う日に行なわれた。というか、カレンダーの日付自体はチベットの伝統的な暦に則っていたのだが、実際のショトゥン祭の行事(大タンカ開帳)が、観光の都合だか何だかで1カ月ずらされてしまった(8月にやりたいんだろうな)。カレンダーによると来年のデプン寺の大タンカ開帳は8月24日となっている。これなら、ずらされないかな?

pentoc2006_innerペントクカレンダーは、Pentoc.comで買える(カード可)。このオンラインショップは何度か使っているが、今のところトラブルはない。メールのレスポンスもいい。
Pentcoc.com
お値段は$12。もちろん送料がかかる。サイトも英語だし、なんとか日本で買えないか?
……というわけで、今週末(10/29-30)、横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で開催される「横浜国際フェスタ2005」に出展しているミンドゥリン・プロジェクトのブースで若干数、手に入るらしい。
ずいぶん長い前置きだったが、結局ソレの宣伝でした(^-^;
ミンドゥリン・プロジェクトは東チベットのナンチェン地方で活動しているNGOです。
ミンドゥリン・プロジェクト公式サイト
話題の(?)ヒマラヤのバスソルトなんてのも販売されるらしい♪

pentoc2006_rigpaチベットのカレンダーといえば、ソギャル・リンポチェのところの“Rigpa Tibetan Calendar”もおなじみ。こちらは西暦・チベット暦対照はもちろん、各種ラマの誕生日や記念日、縁起のいい日・悪い日などがこと細かに記されていて、さらに通好み。RigpaSnow Lionなどで手に入る。[写真は2005-06年版に掲載されている有名ラマ一覧のページより]

2005年10月 8日 (土)

藤田理麻さんの新刊絵本『ダライ・ラマの愛の心 ワンダーガーデン〜老犬と仔ウサギの物語〜』

ニューヨーク在住の画家藤田理麻さんの新しい絵本『ダライ・ラマの愛の心 ワンダーガーデン〜老犬と仔ウサギの物語〜』(文と絵・藤田理麻、扶桑社)が発売された。なごんで下さい♪

wondergarden_book「どうしたのウサギさん? どこから来たの……?」
「法王さまのお庭だよ……」
——というわけで、ダライ・ラマ法王が序文に曰く
「ダラムサラを舞台に主人公の夢の中で語られる、心温まるストーリー」。
テーマはニンジェー、つまり「思いやり」。
中身は読んでのお楽しみということで(笑)。

オビは……
「26ページ目があたしを正気にさせるんです。」(YOU)
「娘に読んであげたい絵本です!」(桐島ローランド)
「私たちがもう知っているはずのお話。ただ思い出せばよいのです。」(稲葉浩志)
お、なんか26ページ目がすごいらしい……ところがノンブルがついていないため、そこだけ立ち読みしようにも、1ページずつ繰っていかねばならない。
あれ?序文はページ数に数えるのかな?などと中身を見ているうちに欲しくなるという罠。

wondergarden_tibetan藤田理麻さんといえば、チベット難民などの孤児たちのために絵本を創って贈る“ブックスフォーチルドレン”の活動などでも知られている。
本作品は、チベット民話を絵本にした『チベットの不思議なお話 藤田理麻のワンダートーク』(サンクチュアリ出版)に続くチベットもの第2弾。
前作同様、チベット語と日本語、英語の対訳。これだけでも貴重だ!
チベット本土にも秘かに出回ったりするのかなぁ…。

wondergarden_mis東急Bunkamuraで絵画展とチャリティーイベントも予定されている。
「藤田理麻絵画展 〜ワンダーガーデン〜」は2005年11月11日(金) 〜11月20日(日)。
出版記念チャリティイベントは11月11日(金) で150名限定。朗読やチャリティオークションなどが予定されている。
来年のチベット暦の正月までに、インド・ネパール・ブータンにある82の難民学校に2500冊送るための最低資金400万円を集めるのが目的。
いずれも詳しくは↓
「藤田理麻絵画展〜ワンダーガーデン〜&絵本『老犬と仔ウサギの物語』出版記念チャリティイベント」(東急Bunkamura)
[写真は序文の誤植「コロビア大学」(^-^;]

▼ご購入
『ダライ・ラマの愛の心 ワンダーガーデン〜老犬と仔ウサギの物語〜』(amazon.co.jp)
▼藤田理麻公式サイト
Rimafujita.com
▼藤田理麻デザインのチベット柄タオル"designed by RIMA"が買える
池内タオル“風で織るタオル”(100%風力発電)
▼参考
藤田理麻「チベット難民キャンプを訪ねて」(すばる10月号)(チベット式)

2005年10月 4日 (火)

チベット3姉妹「シュエリエン」デビュー間近…「華流」だって(AERA)

チベット人シンガーとしては(たぶん)初の日本メジャーデビューの3姉妹「シュエリエン」(Xuelian)。「咲いた」はNHK連ドラ「理想の生活」の主題歌として10/10から流れる。CD発売とドラマのスタートに合わせて「AERA」誌(2005.10.10)に記事が出た。きっと今後ものすごい勢いで露出することだろう。本気だ♪

xuelian記事は「AERA」(2005.10.10)のp.58のエンタメ枠。
「中国四川省にあるチベット族の自治州出身」とあるが、具体的には四川省アバチベット族羌族自治州の小金県。四姑娘山の近くですね。
「シュエリエン」(Xuelian)は「雪蓮」。漢方薬にもなっているチベット高原の高山植物の中国語名だ。そしてファーストシングル「咲いた」のB面?は「青蔵高原」。次のシングルが「シャングリラ」。
……チベット現地を知っている人なら、何もかも「ベタ」だとわかって嬉しくなってしまうはず(^-^;
絵に描いたようなエキゾチズム!異文化エリアで売るには欠かせない。

3姉妹は長女ナハスマン(24)、次女レオンスマン(23)、三女カルスマン(22)。
普通にチベットのことを知っていても、この名前でチベット人だとわかる人はほとんどいないはず。チベット人はチベット人でも、チベット高原東端のギャロンと呼ばれる地域のチベット人らしい。言葉もいわゆるチベット語とは違う。もしギャロン語だとしたら方言というレベルではなく、源も違う。
とはいえ、もちろん中国や日本から見たら、たいした違いではない!

そういえば、あちこちで「チベット出身」と書かれている。
そうか、あそこも「チベット」なのか、あれ?なんで中国なの?という正しい理解(笑)が広まって、嬉しいのか嬉しくないのか(^-^;
でもそういう文脈で話題にされると商売の邪魔になるだろうから(^-^;やめておこう。
なにせ「華流」だし♪

まあそんなことはともかくー
ギャロンといえば、色々な血が混じっているせいか、美人が多いことで有名なのだ。
リリースされている写真が少なくてよくわからないが、
このさい余計な偏見(笑)はおいといて、歌声と容姿と、チベット風らしきコスチュームを楽しもう!
とりあえず、どっかでライブやんないかな?
てうか試聴できないの?

▼シュエリエン情報といえばここ!
 世界でいちばん早いXuelian情報(ブログ)
 作詞家の方。思いっ切り関係者なので詳しいです!というか唯一の情報源。メディア露出情報、来日情報など。

▼スポニチの記事
 シュエリエン:天空の歌声を持つチベット3姉妹が上陸(2005/10/03)
 いきなり「チベット自治区出身」と間違ってます(^-^;

▼CD (amazon.co.jpへのリンク。ジャケ写あり)いずれもテイチク
咲いた/青蔵高原 [maxi] (2005/10/07)
SHANGRILA [maxi]  (2005/11/02)
シュエリエン-1 [アルバム] (2005/11/23)

▼3姉妹の出身地ギャロン地域のサイト(jiarong.org)のシュエリエン紹介
 嘉榮娯楽(中国語)
 写真が大きいです。中国での活躍ぶりなど。名前の漢字表記もわかります。

▼小金県の四姑娘山関係(現在在住の大川健三さんのサイト)
蜀山女神 四姑娘山
ヒマラヤ横断山脈の女王谷 - 西南中国の金川流域 -

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