チベット名産“ラサ・ビール”もホルムアルデヒド入り?
中国産ビールの95%にホルムアルデヒドが含まれている」という報道があった。ホルムアルデヒドは発ガン性が疑われる物質。チベットの老舗ブランド“ラサ・ビール”は大丈夫か?
日本語になった第一報は韓国・中央日報の「中国産ビールの95%に発がん性物質」(7/8)のようだ。そもそもは捜狐(sohu.com。Yahoo!の真似みたいなもん)に載った重慶商報の記事がネタ元。
95%とかいう数字からしてなんだか信ぴょう性が疑問だが、日本のメディアは後追いで厚生労働省の対応あたりを加えて報道。その後はサーチナが続報を出している。
まあホルムアルデヒドは新築のビルなんかで建材からガンガン放出されてるわけで、日本もよそ様のことを言えた立場じゃないかもしれないが、とりあえずナイショでビールに入れるのはカンベンしてほしい。
「ビール有毒物質問題:消費者から不信と怒りの声」(中国情報局)によると、
青島ビールは「この2−3年間はホルムアルデヒドを使用していない」。
「製造コストを下げるために、小規模なビールメーカーはホルムアルデヒドを添加するかもしれない」とのこと。
となれば、小規模では中国一?チベットにおけるビールの老舗“ラサ・ビール”はアウトかもしれない。
と思いきや、実は、ホルムアルデヒドを使うのがもったいないから何も入れていない…といいなと思う。
または、ホルムアルデヒド使ってると思っていたら偽物で、ほんとはただの水だった…どうりで味が薄いはずだよ!みたいなの、希望。
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