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2005年6月 2日 (木)

中国のネット検閲で“I Love Tibet!”が見られなくなったらしい

もっとヤバいサイトが他にいくらでもあるだろ〜(・ω・)
拙サイト“I Love Tibet! ホームページ”(http://www.tibet.to/)がチベットどころか中国で見られなくなった…と、ちょっと前からご指摘をいただいている。ついに栄光のブラックリスト入りか?

netcafe1ロンドンのチベット亡命政府のサイトや、スパイが情報集めてるとしか思えない“Tibet Information Network”が見られないのはわかる。実際、以前からブロックされていたし。
しかし、もうずいぶん前からオトナの事情で亡命政府系のコンテンツを自粛している“I Love Tibet!”にまで検閲の手が及ぶとは、チャイナの中の人もずいぶん気が小さい。
[写真はラサ市内のネットカフェ。クリックすると大きくなります]

「中国のネット検閲 その“手口”」(東京新聞)
「巧妙な中国政府のネット検閲、米の調査で明らかに」(Hot Wired Japan)
「新たに5人を投獄、ネット上の発言を抑圧する中国当局」(Hot Wired Japan)
「中国のインターネットはフィルタリングが徹底的に」(たなか@さくらインターネット)
中国、情報統制の実態(娘通信♪)
などの記事によると、中国のネット検閲技術は世界一らしい。1億人ぐらい雇って手動でやってる公共事業かと思ったら、そうではなかったようだ。

netcafe2にしても、せっかく最大限“日和って”チベット国旗も載せずに頑張ってきたのに、何が気に入らないかな。
そりゃ最近ダライ・ラマ系コンテンツがちょっとオモテに出過ぎたのは確かだが、チベット関連のサイトでダライ・ラマ法王に触れないなんて、超不自然、異常だ。

あと、このブログで反日デモに乗じてチベット人のデモを煽ったという悪行もあったにはあった。
が、このブログはブロックされていないというから、わけがわからない。
まあ、本なんかも含めて、これまでためたポイントが加算されて臨界点を超えたプレゼントということかもしれない。

本土のチベット人がこんなことを言っていた。
「ネットカフェで“tibet”で検索したら、アブナいサイトがいっぱい見れちゃって。で、しばらく見てたら、ブラウザの上からスーッと画面が白くなっていったんだ。ホラー映画見てるような気分だったよ。その後、公安に勤めてる友だちから遠回しに警告されたっけ」

怖いDEATH!

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