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2005年4月18日 (月)

今がチャンス!?チベット人も反日デモを!

中国各地で反日行動が激しさを増しているらしい。
ああいう規模の国で1万人デモとか言われても、多いのか少ないのかよくわからない。文化大革命当時、天安門広場に100万人の紅衛兵が結集したというのと比べると、まだまだということか?
文革では「造反有理、革命無罪」というスローガンが流行ったが、今回は「愛国無罪」らしい。それにしても四字熟語が好きな人たちだ。

“六四屠殺”と呼ばれる1989年6月4日の天安門事件(リンク先に残酷な画像が含まれているので注意)では政府に逆らったため弾圧されたが、今回は日本が相手だからOK。暴れるデモ隊が大人しい武装警察と衝突する風景はまるで普通の民主主義の国さながらで、本人たちが勘違いしないか心配だ。

チベットではまだ反日デモはないようだが、お隣の四川省成都では、チベットから下りてきた日本人旅行者の心のオアシス、イトーヨカドーが襲撃された。飛行機で2時間のラサへの飛び火も間もなくかもしれない。

lhasa_demo2めったにないチャンス!
ここでひとつ、ラサのチベット人もデモってみてはいかがだろうか?

かつて中国でデモといえばチベット人の独壇場だった。
1987年に始まった一連のデモは戒厳令で鎮圧されていまだに投獄されている人もいるが、今なら大丈夫!

lhasa_demo1過去の侵略行為を反省しない国なんてアリエナ〜イ!……チベット人だからこそ言えるセリフのはずだ。

「愛無罪!オムマニペメフム!」でバルコルにGO!
折良く巡礼者が集まるサカダワ祭も近づいている。

用語[オムマニペメフム→観音様専用のお祈り]
  [バルコル→ラサ旧市街の中心地]

[写真は1987〜89年のラサでのデモ。クリックすると大きくなります]

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