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2005年3月

2005年3月30日 (水)

リチャード・ギア、ダライ・ラマ法王の言葉で小泉首相にアドバイス

映画のプロモーションにかこつけて、聞かれてもいないのにチベット問題や中国批判を語ってしまうことで有名なリチャード・ギアが来日。「Shall we Dance?」PR会見でまたやってくれました♪
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親日派ギア 中国にNO!(デイリースポーツ2005/3/29)
(略)......会見を終え、写真撮影タイムに入ったギアが突然「映画とは関係ありませんが、言わせてください」とマイクを握った。「私はあなたの国(日本)の首相に似ていると言われているとか。光栄です」とまずはリップサービス。続いて、14日に中国が台湾の独立を阻止する狙いで採択した「『反国家分裂法案』には断固として反対します」と抗議の声明を発し、EUの“対中国武器輸出の禁輸解除”を検討する動きにも「EUは禁輸を解除すべきではない。武器は中国に売られるべきではない」と踏み込んだ。.....(略)
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richard_gere_tyc今回はチベットまで話が及ばなかったようだが、ここで一言「そういえば来週ダライ・ラマ法王が来日するのですが」と声をかける気の利いた記者はいなかったのか?(笑)

で、小泉首相と似てるだのダンスを踊っただのどうでもいいことばかりが報道されていたが、ちょっと趣の違う記事を見つけた。(もしかしたら他の通信社・新聞社も同じような内容を配信していたかもしれないが未発見)

AFPの記事(英文)“Actor and activist Richard Gere advises Japan's PM to listen to his rivals (AFP) TOKYO, 29”の目新しい部分を拙訳で抜粋してみる。
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政敵との緊張関係が危険水位を超えることもしばしばの小泉首相が、俳優リチャード・ギアから助言を受けた。ダライ・ラマに従い、汝の敵の言葉に耳を傾けよというものだ。
(中略)
ギアは小泉首相とたいした政治的な議論を交わしたわけではないが、4月に来日が予定される、亡命中のチベットの精神的指導者ダライ・ラマのメッセージに耳を傾けるよう促した。
(中略)
党内の政敵や反対派とどうすればうまくやっていけるかと訪ねられたギアは「うーん、なにかと聞く耳をもつ、てことじゃないかな」と答えた。
ギアは、米ソ冷戦中のダライ・ラマの言葉を持ち出した。米ソの指導者は「どこかの島に行って」2週間ほど互いの家族も交えて寝食を共にし「お互いのために料理を作り、皿を洗い、子どもたちを一緒に遊ばせてみなさい」という提案だ。
ギアは「そんなふうにすれば、世界はとても平和になる。どんな問題だって乗り越えられるさ」と語った。
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という感じだ。ネット上で目にした日本の記事の中でかろうじて近いのは、
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「自民党とうまくダンスを踊るには」と首相へのアドバイスを求められたギアさんは「いつも相手の言うことに耳を貸すこと」と党側が喜びそうな言葉を残して首相官邸を後にした。
<小泉首相>米俳優リチャード・ギアさんの表敬受ける 毎日新聞- 3月29日19時4分更新)
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かな〜。要するに“ダライ・ラマ”って言葉を記事に入れたくないのかな?

[写真は、国連本部前でハンガーストライキ中のチベット人を励ますギア。京都新聞2004.4.14「国連はチベット問題協議を リチャード・ギア氏がハンスト支援」より]

【4/2追記】AFPの記事、AFP時事が配信していたのを後で発見。Livedoor Newsに掲載されてました。
ダライ・ラマの教えに従い、ライバルの意見聞け=R・ギアが首相に忠告(2005/3/29東京・AFP時事)

2005年3月27日 (日)

「BRUTUS」がチベット音楽をレビューするとこうなる!

雑誌「BRUTUS」4/1号ダライ・ラマ法王Book in Bookの取材スタッフによるサイドストーリー“「ブルータス」、チベットに出会う!”の最新記事は「#04■ダラムサラ・チベCDレビュー!」
acho_danny_my_dranyen 
これらのCDたち、さすがに日本では手に入りにくいが、海外のネット通販サイトを探せばなんとかなる。試聴&購入情報をここで紹介しておく。カード決済の不安があると思うので、一応信用度(?)の目安も含めて。

[写真はブルータスとは関係ないけどAcho DannyのMy Dranyen。ジャケ買い必至(笑)]

1位「MAHAKALA」H.H.the 17th Gyalwa Karmapa
購入は→Namse Bangdzo Bookstore
試聴は→Sina Vodjani
Namse Bangdzo Bookstoreはカルマパが所属するカルマ・カギュ派の北米支部みたいな組織のショップ

2位「the bliss whirl of the sky dancer」Khachoe Ghakyil nuns
試聴は→Nuns of Khachoe Ghakyil
購入は→The Foundation Store (FPMT)
FPMTは当の尼僧たちが所属する組織で、日本にも支部がある(→FPMT Japan

3位「NON STOP REMIX」Tenzin Woser & Phuntsok Tashi
購入は→Phayul.com
試聴はできないみたい。
Phayul.comはインドのショップだけど、経験上大丈夫

4位「THE NECHUNG MONKS」Thupten Ngodup
購入は→amazon.com
試聴は→CD Baby(購入も可)
amazon.comは超有名

5位「KARMAPA-Secret of the Crystal Mountain」Sijano Vodjani
購入は→Samye Ling Shop
試聴は→Sina Vodjani
Samye Ling Shopは実体不明。よくわかんない(^^;

2005年3月25日 (金)

ポタラ宮で2,000人ロケ。ミシェル・ヨー最新作「レジェンド/三蔵法師の秘宝」

4/16から公開されるミシェル・ヨー(楊紫瓊)最新作「レジェンド/三蔵法師の秘宝」(2002年)には北京や敦煌と並んでチベットも登場する。

sanzouhoushi

三蔵法師つっても孫悟空の話ではなく、師が遺した秘宝が、敦煌の僧侶たちによってどこかに隠されたという設定で、それを探すというお話らしい。
公式サイトによると、チベットでの撮影は2001年の9月にポタラ宮やナムツォで行なわれたとのこと。ポタラ宮ロケはエキストラ2,000人だって。知ってる人が写ってそうだな(笑)。

関連リンク↓
「レジェンド/三蔵法師の秘宝」公式サイト(日本語)
“天脈傳奇 / The Touch”…オリジナル公式サイト(英語)。こっちのほうが充実
楊紫瓊(ミシェル・ヨー)来日 !(アジアンパラダイス)
「SAYURI」の芸者役が、三蔵法師の映画を引っ提げ来日(eiga.com)

それにしても、三蔵法師がインドに行ったのは、ちょうどチベットがソンツェン・ガンポ王のもとで大帝国になろうとしていた時代。チベット文字を作るためにトンミ・サンボータも同じ時期にインドに派遣されていたはずだ。妙な重なり具合が興味深い。
西安からインドって、チベット通れば近いのに、シルクロードまわりとは、ずいぶん遠回りしたものだ♪

2005年3月19日 (土)

名古屋にチベット寺院?ポタラ宮殿の中に大昭寺は無いと思うが大丈夫か?>読売新聞

「日本では初めてとなるチベット仏教寺院」が建立されたという報道があった。
守山に日本初 チベット寺院(読売新聞3/17、たぶん中部地方限定)
前々からあちこちでネタ話題にはなっていたが、ついに落慶らしい。
寺院そのものについては厄介なのでコメントは避ける(笑)。
とにかく記事の最初にこう書いてあってズッコケた。
nagoya_tibetan_temple
もちろん、ポタラ宮殿と大昭寺はまったく別の場所なので、よろしくお願いします。
あと、
>>チベット仏教では門外不出とされる「大蔵経」
とか、よくわかんないことも書いてあるけど、まあいいや。
万博で人手が足りないとでも好意的に解釈しておこう。
いちおう地元だし。。。

2005年3月18日 (金)

チベットには3つの海がある@旅限無

地平線会議の報告会(1/28、第301回「チベットの言霊(ことだま))の報告者だった中村吉広氏が先月からブログ「旅限無(りょげむ)」を開設していたのは知っていたが、しばらく読むのを怠っていたら、いつのまにか膨大な量になっていた。

今はクロサワ特集が始まったところだが、最近アップされた記事の中に「チベットの海」がある。
「チベットには三つの海が有る」
草原とダライ・ラマ(ダライ=モンゴル語で“海”)と、あと何だろう?
と思ったが、違っていた(笑)。
詳しくは「旅限無」をどうぞ♪
地平線報告会「チベットの言霊(ことだま)」で使ったネタ集は↓のカテゴリにまとめられてます。
http://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/c/5501307c14be24b8fb7499b91f78849a

2005年3月15日 (火)

ダライ・ラマのことを、どこまで知ってますか?@ブルータス4/1号

今日発売の雑誌ブルータス4/1号の後ろのほうに
「Special Book in Book
All About The Dalai Lama
ダライ・ラマのことを、どこまで知ってますか?
があります。全24ページ。
僕も2ページだけ書いてるんだけど、実はまだ中身をよく見てないので
コメントは後日。

日頃チベットにほとんど縁のなさそうな、つまりブルータスとか買ってる人(笑)が偶然読んでくれればいいいなあと思います。

便乗&来日間近企画として、
ダライ・ラマのインタビュー等のためにインドに取材に行ったスタッフによる
編集後記↓<「ブルータス」、チベットに出会う!>を本日スタートしました!
「ブルータス」、チベットに出会う!

2005年3月 7日 (月)

ダライ・ラマって、誰ですか?@次号ブルータス

brutus_hh_yokoku
意外な雑誌の次号予告にダライ・ラマの文字が!
来週15日発売の「ブルータス」第2特集に乞うご期待!

2005年3月 5日 (土)

チベットの写真by草苅岳@Bunkamuraの日本写真芸術専門学校卒展

kusakari_photo一昨日のことだけど、渋谷で時間が空いたので、Bunkamuraギャラリーでやってた日本写真芸術専門学校の卒展を見てきました。チベットの写真がありました!(←知ってて行ったんだけど)ジェクンドとかザチュカとか、あとラサもあったっけ。草苅岳さんの作品。またチベットに旅立つらしいです♪
[写真:勝手に携帯で撮影]

2005年3月 3日 (木)

チベットの現実を“神経衰弱”で学ぼう!?…全然楽しくないカードゲームfromダラムサラ

ダライ・ラマ法王率いるチベット亡命政府の拠点、北インドのダラムサラに行ってきた方から色々とお土産をいただいた。
その中で、これは!と思ったのが、チベット・ミュージアムで売られている“Memory Game”というカードゲーム。
shinkeisuijaku早い話が“神経衰弱”なのだが、ただのトランプではない。
「中国人の倉庫と化した僧院の本堂。1979年アムドのレコン寺にて。金、銀、貴重な仏像などの遺産が、奪い去られるか破壊された。数え切れないほどの経典や仏画が灰になった」
などという英文の説明とともに当時のモノクロ写真がある。
他、“17条協定調印”“ガンデン寺の廃墟”などなど32枚。

・・・ダプチ刑務所?さっきあったよね・・・これだ! 当たり当たり!! 次、“ゴルムドの中国人移民”? 初めてだっけ?・・・ここか? あ〜“森林伐採”って、さっき誰か引いたばっかじゃん、残念!

みたいな^^;
エデュテイメントっていうか何ていうか、とにかく楽しめないことうけあい!
[写真中央は“凍傷の手当を受ける女の子。90年代半ば、カトマンズのチベット難民受け入れ施設にて”]

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