チベットの現実を“神経衰弱”で学ぼう!?…全然楽しくないカードゲームfromダラムサラ
ダライ・ラマ法王率いるチベット亡命政府の拠点、北インドのダラムサラに行ってきた方から色々とお土産をいただいた。
その中で、これは!と思ったのが、チベット・ミュージアムで売られている“Memory Game”というカードゲーム。
早い話が“神経衰弱”なのだが、ただのトランプではない。
「中国人の倉庫と化した僧院の本堂。1979年アムドのレコン寺にて。金、銀、貴重な仏像などの遺産が、奪い去られるか破壊された。数え切れないほどの経典や仏画が灰になった」
などという英文の説明とともに当時のモノクロ写真がある。
他、“17条協定調印”“ガンデン寺の廃墟”などなど32枚。
・・・ダプチ刑務所?さっきあったよね・・・これだ! 当たり当たり!! 次、“ゴルムドの中国人移民”? 初めてだっけ?・・・ここか? あ〜“森林伐採”って、さっき誰か引いたばっかじゃん、残念!
みたいな^^;
エデュテイメントっていうか何ていうか、とにかく楽しめないことうけあい!
[写真中央は“凍傷の手当を受ける女の子。90年代半ば、カトマンズのチベット難民受け入れ施設にて”]
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