チベットの「雪蛙」(ゆきがえる)伝説
寒くなって急に思い出した。
チベット人どうしの真面目な(?)会話です。
「その村は湖の畔にあるんだけど、魚は食べないんだ。魚にはメスしかいないって信じられてるんだって。で、雄のカエルみたいなのがオシッコをすると卵が産まれる。初めて聞いたよ。日本人に言ったら馬鹿にされるかも」
「でも、似たような言い伝えはあるよ」
「あるの!?」
「雪蛙(カンペー)、つまり雪(カン)の中にいる蛙(ペー)。オシッコが薬になるんだ」
「何に効くの?」
「子どものできない女性にいいらしい」
「見たことあるの?」
「あるよ。カイラスをコルラしたときに、雪の上にオシッコが残っているのを見た」
「蛙そのものは?」
「写真でなら見たことがある」
「何色だった?」
「え? ……灰色、だったかな……。他にも見た人は多いよ」
「ふぅぅぅん」
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