« 「チベット民族の木の扉絵と生活用具」展@京都・観峰美術館+「曼荼羅ハウス タンカ堂」 | トップページ | ダライ・ラマ法王の来年4月の来日講演(@熊本)のチケットがもう売られている! »

2004年11月20日 (土)

地平線会議の『地平線大雲海』+『地平線カレンダー2005』

「地平線会議」ってのが何かという説明は難しいんだけど、冒険とか探検とかフィールドワークとか、色んな場所・分野で“行動”する人たちの緩いネットワーク、みたいなもの。毎月第4金曜日に、その色んな人を招いての「報告会」をやっていて、これがまたここでしか聞けない類のものが多く、聞いとかないとかなり人生において損です(笑)。

で、1979年から毎月欠かさず続いている報告会がついに300回を迎えました。本当に1カ月も欠かさずやっているので300カ月の歴史ということになります。それを機に、報告会とリンクして毎月発行されてきた「地平線通信」を全号復刻したものが、今月完成したばかりの『地平線大雲海——地平線通信全記録 0号〜300号』
これ↓(写真左)
chiheisen.jpg
もう見た目だけで、すごい。1152ページ。写真右は英語のガイドブックFootprint "India"のちょっと古い版ですが、ちょうど同じくらいの厚さでした。報告会のレポートだけでなく、その時々の話題を綴ったフロント原稿があるので、その頃、日本で海外で、なにが起こっていたか、どんな時代だったかという空気が濃縮されてます。新聞の縮刷版のもっと濃いやつ。ただ昔のを切り貼りしたんじゃなくて、スキャンしてゴミ取りして可読性も高めてあるので、縮刷版より優秀ですよ。

写真の後ろになにげに写っているのは、毎年恒例の「地平線カレンダー」の来年版『地平線カレンダー2005 月雲省風写暦』。「地平線通信」でもお馴染みの長野亮之介画伯がカラーで描いたものです。2005年版はチベット高原周辺をフィーチャー。これまでよりもカレンダーとしての使い勝手がアップしてます。月齢付き。

『地平線大雲海』、『地平線カレンダー』、地平線報告会の過去のラインナップやここ数年の地平線通信など、すべて地平線会議のサイトで見られますので是非。って、なんか宣伝みたいになってますが(笑)、「大雲海」はもうほとんどないみたいです。

« 「チベット民族の木の扉絵と生活用具」展@京都・観峰美術館+「曼荼羅ハウス タンカ堂」 | トップページ | ダライ・ラマ法王の来年4月の来日講演(@熊本)のチケットがもう売られている! »

旅行・地域」カテゴリの記事

無料ブログはココログ