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2004年10月22日 (金)

チベットの中心で「Free Tibet!」と叫ぶ韓国人

korean_ft.jpg

ラサのポタラ宮の中で撮影された写真。
黒板にはハングルで「解放チベット」つまり「Free Tibet!」と書かれています。
韓国人旅行者の“確信犯”(笑)によるものでしょう。
占領されたことのある民族同士、
チベット人に寄せるシンパシーはかなりのものです。

地理的に中華思想から逃れられない運命にある韓国人の中国に対する感情については、
「高句麗問題 歴史が韓国にチベットへの協力を促す」
http://www.tibethouse.jp/news_release/2004/040823_korea.html

あたりがちょっと参考になるかも(?)。

数年前から、チベットでも韓国人バックパッカーの姿が目立つようになりました。
以前は、東洋顔のパッカーを見れば「あ、日本人だ」とすぐわかったものですが、
最近は日中韓みな同じような格好をしているので、ほとんど区別がつかないですね。
ラサには韓国料理を出すレストランもできたし、
旅行会社のガイドも差別化のために韓国語を勉強しています。
もともとテレビでは韓国のトレンディー(?)ドラマが何本か放映されていました。
ただ、セリフはふき替えだし、看板のハングルさえ気にしなければ中国の都会なのか香港なのかわからないので、
“韓国のもの”という定着の仕方ではなかったようです。
こないだのW杯で一気に“韓国”という国名が認知された感じ。

韓国の認知といえば「韓流」ってやつ。
クサナギ君がチョナンカンとか言い出した3〜4年前はまだ微笑ましかったんだけど、
来年の日韓条約40周年=日韓友好年とやらに合わせたように、
しかも国営放送から火がついたあたり、
政治・経済いろんな思惑を丸ごと電通が受注した雰囲気の
なんだかキモチの悪い空気を感じます。

ところで、このブログが「チベット式」として始まった当時、
たぶん「アミノ式」が流行ってたんじゃないかと思います。
今だったら、うっかり「チベ流」にしちゃったかも。
「オレ流」ってのも名古屋方面で流行ってるらしいし(笑)。

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