野元甚蔵さん「米寿と長寿を祝う会」
先週末、1939年にチベットに潜行した野元甚蔵さんの「米寿と長寿を祝う会」に出席させていただきました(ちなみに数え年で米寿です)。現場報告はうらるんたさんの「ちべログ」をどうぞ♪ この“祝う会”の中で、2つの思い出の品が披露されました。
これは野元さんがチベットに入るに際してお世話になった活仏アンチン・ホトクト(ガクチェン・リンポチェ)が記念に下さったという数珠。糸が切れてしまったので、日本で仏具屋に頼んで直してもらったそうです。
野元さんは1939年のラサで、当時4歳だったダライ・ラマ14世の行列に出会っています。その後、1980年に来日したダライ・ラマと鹿児島で再会。この指輪をいただいたそうです。赤いのは珊瑚で、台はプラチナ。
“祝う会”会場の壁には野元さんの誕生日(1917年=大正6年3月22日)と、チベットのチョモに入った日(1939年=昭和14年5月13日)の東京朝日新聞のコピーが展示されました。野元さんは船でカルカッタに向かったのですが、新聞にも日本郵船のカルカッタ行きなどの船の広告が出ていたりして、あぁこういう時代だったんだ、と当時の時代の気分というものを感じることができた気がします。
(写真お貸しいただいた方、ありがとうございました)
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