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2004年5月

2004年5月28日 (金)

新刊『チベットを知るための50章』(石濱裕美子編著)

tibet50.jpg『チベットを知るための50章』(明石書店)という本が出ました〜! ソフトカバーの入門書です。
「オカメインコの森」でお馴染みの石濱裕美子先生が編者&メイン執筆者で(おつかれさまでした)、他執筆陣は専門分野によって坪野和子、西脇正人、野村正次郎、平岡宏一、福田洋一、三宅伸一郎(五十音順、敬称略)、そして僕=長田幸康。建築と旅行とブックガイドの3本しか書いてませんけど、このメンツの中に混じれただけで、とても光栄なわけです。どう見ても一人だけ研究者じゃなくて、異質でしょ。
で、チベットの建築といえばあの先生、って方がいらっしゃると思うんですが、なぜ僕なのか、というのも謎です。まあ深く追及しないことにします。
340ページもあるわりには、それほどヘビーでもありません。この執筆陣からわかるように、特に宗教方面には気合いが入ってて読み応えありですよ。2000円は安い。今後、チベット入門書のスタンダードになるかもしれませんね。ブックガイドのページ(新刊コーナー)にも載せておきましたので、よろしくです。項目一覧は明石書店のサイトに載っています。

そうそう。表紙の写真、どこかで見たことあるという方もいらっしゃるでしょう。
そう、ここに載ってるやつです。ナクチュからラサに巡礼に来てた遊牧民の女の子。この表紙持って行って尋ね歩いたら、どこかでまた出会えそうな気もします(笑)。

以上、宣伝しまくりでした。

2004年5月26日 (水)

アムネスティの「ちべっとニュースレター」

amnesty_nl10.jpg世界中の人権問題に取り組んでいるアムネスティ・インターナショナル日本のチベット・チームのニュースレター「ちべっとニュースレター」の第10号ができました。詳しくはこちらをどうぞ! 内容は最新ニュースの他、「亡命チベット第一世代に聞く」「チベット子ども村(TCV)をご存知ですか?(久保隆)」「仏教のお話(長田幸康)」「釈放されました」「チベット民族蜂起45周年記念 ダライ・ラマ法王3月10日声明」など。18ページで200円です。

2004年5月21日 (金)

「チベットの母」来日(の準備)

KICX0564a.JPG6月19日のイベント「チベタンスマイル2004」のスタッフの皆さんと一緒に、会場となる赤坂区民センターの下見に行ってきました。写真は舞台上から客席を写したもの。400人入ります。来日するジェツン・ペマさんはダライ・ラマ14世の妹で、ダラムサラのTCV(チベット子供村)の責任者をつとめるなどチベット人の教育に貢献している「チベットの母」。講演などとは別に、ご本人の強い希望で、里親をなさってる方や古着支援にご協力いただいた方などとの交流の場も設けられる予定だそうです。(詳細はカワチェンHPに掲載予定)

2004年5月18日 (火)

『DAYS JAPAN』3号にチベット/今はなき『GEO』

geo1995tibet.jpg日本唯一の硬派写真誌『DAYS JAPAN』3号が届きました。野町和嘉氏の連載「営みの大地」の第3回が「チベット」。カラー6ページです。写真はたぶん写真集『チベット 天の大地』(集英社)のものか、同じ時期撮影の別アングルのものでしょう。文章は2002年取材時のことのようです。(←そういえば長岡洋幸氏がジェクンド競馬祭で会ったと言ってた。)

あいにく『チベット 天の大地』は手元にないのですが、どこかで見た写真だなあと思ったら、今はなきフルカラーの自然科学誌『GEO』(by倒産する前の同朋舎出版)。ナショジオをややソフトにしたみたいな雑誌です。もともとドイツ『GEO』誌の日本版で、最初は「ゲオ」と表記していたのが、いつのまにか「ジオ」になっていた記憶が。チベットやヒマラヤ方面、マニア好みの秘境を頻繁に特集してくれたのと、猫の特集がやけに多かったので、チベットと猫の雑誌だという印象が強く残っています。いやぁ、いい雑誌でした。編集長(副編だったかな?)の田中伊織氏は今、月プレの編集長なさってます。

で、『GEO』1995年5月号の特集「チベットの真実 奪われた浄土の国」に、『DAYS JAPAN』に載っていた野町さんの写真4枚のうち3枚の別アングルのものが使われていました。この特集は43ページにもわたってチベットを取り上げたもので、チベットをここまで大きく扱い、しかも中国との関係についてもちゃんと触れたのは、メジャーな日本の雑誌では最初で最後かもしれません。そんなことやってるからつぶれてしまったのかもしれませんが(^^;

2004年5月16日 (日)

またひとつ新たなチベ系ブログが誕生!

tibetanbloglist.jpgこのページの右下のほうと、I Love Tibet!のトップからリンク貼りましたが、「ちべログ@うらるんた」「チベット式」に続いて、大阪発「あほがみる“ブタのケツ”」の風来坊さんのウェブログ「あほケツな日々」がスタート。チベ系ブログのニフティ3兄弟? もしかしたら4兄弟、5兄弟(以下略by菅直λ)。実際、他にもあるんだけど。

2004年5月10日 (月)

100円ヤク@ダイソー「動物の仲間達」

KICX0541b.JPG5月3日の記事への“こす”さんのレスにあった100円ショップダイソーの「ヤク」、めでたく町田店でゲットしました。105円。現物を目にするまでは「実はヤクじゃなくて水牛か何かじゃないの?」と疑ってましたが、パッケージには思いっ切り「ヤク」と書いてあり、「ウシ科のほ乳類。全身柔らかい長毛におおわれている。高地・山岳に住み、草を食べる」(原文は総ふりがな付き)という説明まであります。間違いない。

KICX0553b.JPG左のヤクが現物。右にこっそり映っているのはフェルト製のヤク。ライターは大きさ比較用です。
「動物の仲間達」(対象年齢4歳以上)というシリーズで、ゼンマイを巻くと首を振りながら走る(だけ)というオモチャ。ヤクのすぐ下には、たしか水牛も売ってたので、あきらかに水牛とは違う、色を塗り替えただけではないのだということを主張しているのだと思われます。

KICX0547b.JPG顔のアップ。ヤク、かなあ……。かなり不安になってきた。どうですか?

もちろん(?)中国製。「東広島市西条町賀茂工業団地 MADE IN CHINA」と表示されていて、なんだか複雑なことになっているようです。最近、広島に妙に縁がありますねえ(笑)。
それにしても、このお子さま向けオモチャになぜ、動物園にもそうそういない「ヤク」なのか。企画意図が知りたいところです。

2004年5月 9日 (日)

馬場崎研二さん「チベット・タンカ展」

KICX05386日の話だが、馬場崎研二さんのタンカ展(最終日)に行ってきた。(概要はこちらを参照)
馬場崎さんといえば、インド・ダラムサラで25年以上にわたってタンカを描き続けている絵師。チベット業界では知らない人はいないだろう。日本で作品をナマで見られるチャンスは、だいたい2年に1度、GWに開かれる個展だけだ。
馬場崎さんのタンカは、もちろんチベット仏画の伝統を受け継いでいる。しかしそれだけでなく、日本人・馬場崎さんならではの素材、構図、技法などがかなり活かされている。これがまた微妙に和風で、純チベットタンカとは違った独特な風味を醸し出していて、イイ感じなのだ。(左の写真は馬場崎さんご本人)

KICX0538b.JPG今回は仏伝図(お釈迦様の伝記を描いたもの)7点セットの中に新作があった。新作といっても、描くのにえらく時間がかかるため、そうやたらには増えないのだが。
左の写真は、上の写真の右側に写っている仏伝図の1枚を部分的に拡大したもの。真ん中に延々と階段が描かれている。
仏伝図なんてチベットでもあちこちで見ているはずだが、このパターンは見たことがない気がする。おそらく壁画の一部などに小さく描かれていたりするのかもしれないが、このシーンをメインに扱ったのは初めて見た。
で、このタンカ、勝手に決めたマイ順路(=時計回り)のほとんど最後のほうにあって、ちょうど折良く世間話が始まってしまったため、肝心の作品の説明を聞きそびれた。兜率天から戻って来る(降臨。ラ・パプ)シーンだったっけ。違ったかな。ポストカード買えば、説明が書いてあったかも。いいかげんでスミマセン。

2004年5月 3日 (月)

ヤク@千葉市動物公園

kam_no_yak.jpg3時間かけて東京を横断して、千葉市動物公園に行ってきた。目的はただ一つ、
ヤクだ。
左の写真は東チベットのヤク。
千葉駅から2両編成のモノレールで動物公園駅まで行くのだが、ゴールデンウィークまっただ中だというのに、それほど混んでる様子もない。みんなディズニーランドに行ってしまうのか、あるいは朝から曇っていて肌寒いせいかもしれない。ヤクにとっては幸いな気候だろう。
偶蹄目ウシ科のヤクがいるのは「家畜の原種ゾーン」。ラクダやトナカイ、水牛などと同じカテゴリだ。

KICX0521b.JPGいたいた!
黒いヤクが木の陰からのっそり姿を現した。寒いヒマラヤの動物ということで、いちおう木陰をつくってくれているようだ。
かなり情けない姿を想像していたのだが、若干(?)毛並みが乱れている点を除けば、結構普通にヤクっぽかったのでホッとした。ただ、尻尾の毛が地面をズリズリしちゃうくらい伸び放題なので、刈ってあげるとちょっとカッコよくなるかも。それにしても1頭だけというのが、なんだかうら寂しい。
ヤクの前で立ち止まる家族連れなどの言葉を聞いていると、「ヤク」という名前を知っている人は意外と多いようだ。「映画とかに出てくるやつ」と言ってたお父さんは「セブン・イヤーズ・・・」とか「キャラバン」とかで見たのだろうか? 「怪獣みたい」と言った子どももいた。
KICX0535b.JPG
ただ、いかんせん姿も動きも地味なため、あまり立ち止まって見てもらえない。写真を撮ってる人などもちろんいない。そりゃミーアキャット(左の写真)とかの後でこれを見たら、黒い塊がただ岩をなめているだけだもの。
不人気を反映してか、同じ「家畜の原種ゾーン」のリャマやモウコノウマに比べてスペースも狭いようだ(1頭しかいないからだろうが)。もう2〜3頭連れてきて、キリンやシマウマと一緒に広々した「草原ゾーン」に住まわせてやりたい気もする。まあとにかく、これからやって来る暑い夏をなんとか乗り切ってくれることを祈りたい。

日本動物園水族館協会の動物電子図鑑によると、ヤクのいる動物園は↓の5つらしいが、本当にいるかどうかは未確認。
東武動物公園
千葉市動物公園
富士自然動物公園(富士サファリパーク)
秋吉台自然動物公園
九州自然動物公園

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