新刊『チベットを知るための50章』(石濱裕美子編著)
『チベットを知るための50章』(明石書店)という本が出ました〜! ソフトカバーの入門書です。
「オカメインコの森」でお馴染みの石濱裕美子先生が編者&メイン執筆者で(おつかれさまでした)、他執筆陣は専門分野によって坪野和子、西脇正人、野村正次郎、平岡宏一、福田洋一、三宅伸一郎(五十音順、敬称略)、そして僕=長田幸康。建築と旅行とブックガイドの3本しか書いてませんけど、このメンツの中に混じれただけで、とても光栄なわけです。どう見ても一人だけ研究者じゃなくて、異質でしょ。
で、チベットの建築といえばあの先生、って方がいらっしゃると思うんですが、なぜ僕なのか、というのも謎です。まあ深く追及しないことにします。
340ページもあるわりには、それほどヘビーでもありません。この執筆陣からわかるように、特に宗教方面には気合いが入ってて読み応えありですよ。2000円は安い。今後、チベット入門書のスタンダードになるかもしれませんね。ブックガイドのページ(新刊コーナー)にも載せておきましたので、よろしくです。項目一覧は明石書店のサイトに載っています。
そうそう。表紙の写真、どこかで見たことあるという方もいらっしゃるでしょう。
そう、ここに載ってるやつです。ナクチュからラサに巡礼に来てた遊牧民の女の子。この表紙持って行って尋ね歩いたら、どこかでまた出会えそうな気もします(笑)。
以上、宣伝しまくりでした。
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