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2004年4月 9日 (金)

瀬戸田の耕三寺の千仏洞地獄峡

KICX0443x.JPGヒマラヤ、じゃなくて平山郁夫が生まれた島だというのを行ってみて初めて知った広島県瀬戸田町で、「西の東照宮」(だったかな)と呼ばれる若干ケバめの耕三寺に行きました。かなり色んな見どころがあるわけですが、その中で結構気に入ったのが「千仏洞地獄峡」という洞窟。
洞窟の入口から徐々に下っていくと壁面に各種地獄絵図がジオラマ?風にかなりしつこく描かれていて、その後、餓鬼、畜生、人、修羅がサラっと展開。
それまで狭かった通路が急に上に開けると、高さ十数メートルほどの空間が出現します。おそらくそこが一番底で、吹き抜け?になってるんでしょう。
どうもその空間は極楽を表わしているらしいのです。
真ん中に塔のように岩塊がそびえ立っていて、その周囲に仏だか菩薩だかの仏像やら五重塔やらが大量に林立。さながら(よく言えば)立体マンダラのよう。
写真はその辺りのもの。暗くて狭い中でデジカメで撮ったので、なんだかわかんないですが。
とりあえず、その仏像の数と密度には圧倒されます。滝もありました。なかなか雰囲気いいです。
その周りを螺旋状に回りながら上ると出口です。イメージ的には。本当にそうだったかは、よく覚えてません。
地下パンコル・チョルテンということにしておきましょう。
個人的にはダク・ヤンゾン巡礼を思い出しましたが、日本の地獄は電灯もたっぷりあるし、崖っぷちでハシゴ上ったりしなくていいので怖くない♪

この寺、でかいんです。
時間がなかったので全部は見れませんでした。
耕三寺の公式サイトを今発見しました。ちゃんと調べてから行けばよかった。
とてもガイドブックを書いている人のする事とは思えません(恥)。

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