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ドキュメンタリー映画『ソナム』上映+チベット的トーク
日時:2015年1月17日(土)13:30〜16:00
場所:鎌倉恩寵教会(鎌倉市佐助1−9−3)
■映画『ソナム』上映(小川真利枝監督)
チベット本土から亡命した10歳の少年ソナムを描いたドキュメンタリー。
■トーク「チベットの今」
小川真利枝監督 + 中原一博さん(→中原さんのブログ「チベットNOW@ルンタ」)
■特別出演:テンジン・クンサン(元チベット伝統歌舞団員)
皆様にとって、よい1年になりますように☆
ちなみに毎年登場しているキャラの元は↓です
連載四コマ漫画“YAKKIN”(ヤッキン)
ヤクのYAKKINと少年ニマの心あたたまる?おはなし
既報の通り、チベットの教育に貢献したタシ・ツェリン氏(ナムリン出身)が2014年12月5日、85歳で亡くなった。どんな方だったのか、かつて協力させていただいた「ナムリン学校プロジェクト」のページに長々と書いてあるので、リンクを貼っておく。
↓
http://www.tibet.to/project/right/tashitsering.htm
が、長いので乱暴に要約してみると……
▼1929年、学校もないチベットの村に生まれ、家畜の世話をして過ごす
▼10歳のとき、村に課せられた賦役としてダライ・ラマ法王の宮廷舞踏団に抜擢され、ラサへ
▼なんとか下級役人にのし上がる
▼商人たちの外国の話に刺激され、インドのカリンポンに渡って英語を勉強
▼そうこうしてる間に中国軍がチベット侵攻。インドにとどまり、法王の兄のもとで難民支援活動
▼米ワシントン大学に留学。せっかくアメリカに行けたのに…
▼1964年、社会主義によって貧富の差のないチベットを実現できると信じて中国へ
▼案の定、文化大革命で投獄
▼名誉回復後、英語・チベット語・中国語辞書の編纂や教職などに従事
▼1985年、ラサに英語学校を開講
▼1986年、私財で故郷に学校を開校。以降、学校建設や地方教育支援のNGO活動を展開
▼2014年没
長年にわたって中国とオトナの関係を保ってきた絶妙なバランス感覚から、毀誉褒貶いろいろあったはずだ。だが、タシ・ツェリン氏が建てた60以上の学校で何千人もの農牧区の子どもたちが教育の機会を得ているのは事実だ。氏は(本来の意味での)科学的な共産主義者であると公言していたし、信仰心は持っていなかったので、「ご冥福を」はどうかと思うが、敬虔な仏教徒である奥さんによって、きっと純チベット式に送られたことだろう。
ご冥福をお祈りいたします。合掌。
あ、ついでに『The Economist』の追悼記事
↓
Obituary: Tashi Tsering
Between two worlds
いま発売中の週刊朝日(2015年1月2〜9日・新春合併号)の連載「平成夫婦善哉」に、『チベットを馬で行く』(文春文庫)でお馴染みの作家・渡辺一枝さん夫妻が登場しています! ていうか一般的には椎名誠さんのほうが有名なのか(笑)。
朝日新聞出版のサイト「dot.」での紹介記事(一部内容の抜粋)は↓
椎名誠の妻は三蔵法師? チベットで4カ月間“行方不明”に
そういえば、このテの総合週刊誌(文春とか)読んだの、超ひさしぶりでしたー。
またまたダライ・ラマ法王のお言葉集が登場!
『心を見つめる言葉』(ダライ・ラマ法王14世=著、黒輪篤嗣=訳、飛鳥新社)
法王のお言葉集はこれまでにも数多出てますが(→参考記事)
今までの類書と違うのは、
ダライ・ラマ法王の公式ツイッター(@DalaiLama)の名言集ということ。
フォローしてますよね?法王のツイッター。
フォロワー数900万以上。
法王のライブ中継情報やお言葉をツイートしてくれるアレです。
過去の約1,000ツイートの中から名言を選んで、
「愛」「心」「生きる」「宗教」などのカテゴリーに分けて紹介しているのがこの本。
まあ元のツイート自体が著書や講演からの引用だと思うので、
あーこれお馴染みのフレーズだ〜というのが結構ありますが、
新たにやさしく翻訳しなおしてくれているので読みやすいですよ。
冒頭に「またまた」と書いてしまいましたが、
世の中の多くの人は法王の存在さえ知らないというのが現状なので、
これからも(いい意味で)人目につく機会があるといいなあと切に願っています。
ちなみに帯の推薦文は谷川俊太郎さんです。
GW中はイベントやら講座やら盛りだくさんでしょうから、
一段落した後、ぜひどうぞ☆
渡辺一枝写真展「消されゆくチベット」
2014年5月9日(金)〜19日(月)
11:00〜19:00(19日は17:00まで)
入場無料
セッションハウス・ガーデン(東京都新宿区矢来町158)
【トークの会】
5月16日(金)19:00〜
入場料1,500円
↓お申し込み等、詳しくはこちら↓
http://www.session-house.net/2f.html
上の写真は今回のDMと、渡辺一枝さんの近刊『消されゆくチベット』 (集英社新書)。Kindle版もお得です☆
馬場崎研二 チベット仏画展
2014年4月27日(日)〜5月5日(月・祝)
11:00〜19:00
東京・神田小川町 世界観ギャラリー(↓)
http://www.gallery-mase.com/html/v2-sekai-kongo.html
詳しくはこちらもご覧下さい↓
馬場崎研二さん公式サイトの「展示会情報」
http://www.geocities.jp/babasakikenji2012/0200_shows/0200.html
いただいたDMには
「30年続いてきた世界観ギャラリーでの展覧会も、
今年で最終回となりました」とあります。。。
だからというわけではありませんが、皆様も是非!
上の写真は今回のDMと、昔々、JALの機内誌「agora」に書かせていただいた馬場崎さんについての記事の扉ページ。写真は長岡洋幸さんです。懐かしい!
(写真大きめでお届けしています)
チベット・ヘリテイジ・ファンド(Tibet Heritage Fund)は1996年、チベットの古都ラサで生まれた非営利組織。急速に再開発の進むラサで、歴史的建築物の修復を手がけたのが活動の始まりだ。その後、チベット高原各地から北京、ラダック・シッキム(インド)、モンゴルへと活動範囲を広げていった。日本人も含む多国籍のメンバーで構成され、現在、ドイツ・ベルリンおよび香港でNPO法人として登録されている。
かつてラサでは某安宿に拠点を置き、多くのチベット人・欧米人とともに、色々な得意分野を持つ日本人たちが参加していたため、日本人バックパッカーの間でも知られた存在だったと思う。活動の一環として発行していた旧市街の詳細な地図や建築物の図面集は圧巻。Googleマップなんてなかった当時、小さな路地までカバーした正確な平面図というだけで、マニアにはたまらないお宝だった。もちろん今でも貴重な資料だ。
なんて昔話はともかく、そんなチベット・ヘリテイジ・ファンド(以下THF)が「チベット ヘリテイジ ファンド(THF)支援の会」を設立。日本での支援会員募集をスタートした。これまでの活動の報告、支援方法、連絡先など、下記のリンクに詳しい冊子(pdf)があるので、ぜひご一読を! プログラム・ディレクターの平子豊さんのインタビュー(『ソトコト』掲載)もぜひ。
▼チベット・ヘリテイジ・ファンド日本語パンフレット(カラー・12ページ・約3.4MB)
http://www.tibet.to/thf/THF_japanese.pdf
▼平子豊さんインタビュー(ソトコト)
http://www.sotokoto.net/jp/interview/?id=103
▼チベット・ヘリテイジ・ファンド公式サイト(英語・チベット語・中国語)
http://www.tibetheritagefund.org/
なお年会費・寄付金の受付は銀行振込だけのようだ。PayPalとかに対応していれば、私のように酔った勢いでポチる層も取り込めそうだが、そんなのより長期・継続的なサポートが求められているのは言うまでもない。PDFではなく紙の冊子も私の手元にあるので、有効に使っていただけそうな方は是非ご一報を。よろしくお願いいたします_(._.)_
皆様にとって、よい1年になりますように☆
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連載四コマ漫画“YAKKIN”(ヤッキン)
ヤクのYAKKINと少年ニマの心あたたまる?おはなし